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trajectoryGeneratorFrenet
説明
trajectoryGeneratorFrenet
オブジェクトは、4 次多項式または 5 次多項式を使用して、与えられた参照パスを基準とする別の軌跡を生成します。それぞれの軌跡で、フレネ状態間の指定した時間範囲の動きが定義されます。
フレネ状態は、静的な参照パスを基準とする相対的な位置、速度、加速度を示します。参照パスは referencePathFrenet
オブジェクトとして指定します。
オブジェクトはフレネ状態を [S dS ddS L dL ddL]
の形式のベクトルとして表します。ここで、S
は弧の長さ、L
は参照パスの方向からの垂直な偏差です。S
の微分は時間を基準とします。L
の微分は弧の長さ S
を基準とします。
別の軌跡を生成するには、オブジェクト関数 connect
に特定の時間範囲の開始と終了のフレネ状態を指定します。
作成
構文
説明
connectorFrenet = trajectoryGeneratorFrenet(
は、refPath
)referencePathFrenet
オブジェクトとして指定される参照パス refPath
を基準とする初期状態と終了状態の間の軌跡を生成します。入力引数 refPath
で ReferencePath プロパティを設定します。
connectorFrenet = trajectoryGeneratorFrenet(
は、離散時間間隔を指定します。引数 refPath
,'TimeResolution',timeValue)timeValue
で TimeResolution プロパティを設定します。
プロパティ
オブジェクト関数
connect | Connect initial and terminal Frenet states |
createParallelState | Create states using Frenet and global parameters |
例
参照
[1] Werling, Moritz, Julius Ziegler, Sören Kammel, and Sebastian Thrun. "Optimal Trajectory Generation for Dynamic Street Scenarios in a Frenet Frame." 2010 IEEE International Conference on Robotics and Automation. 2010, pp. 987–993.
拡張機能
バージョン履歴
R2020b で導入