メインコンテンツ

tscollection

R2026b

tscollection オブジェクトの作成

説明

tscollection オブジェクトは同じ時間ベクトルをもつ 1 つ以上の timeseries オブジェクトの集合です。timeseries の集合は、同時に発生する複数のデータのトレンドを解析するのに役立ちます。

作成

tscollection オブジェクトの作成には関数 tscollection を使用します。

説明

tsc = tscollection(ts) は、ts の timeseries オブジェクトを含む tscollection オブジェクトを作成します。入力 ts は、単一の timeseries オブジェクトまたは timeseries オブジェクトの cell 配列にすることができます。各 timeseries は同じ時間ベクトルをもたなければなりません。

例

tsc = tscollection(timevals) は tscollection の時間ベクトルを定義します。

tsc = tscollection(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値の引数を使用して追加のオプションを指定します。

入力引数

すべて展開する

入力 timeseries。スカラーまたは cell 配列として指定します。

サンプル時間。数値スカラーまたは数値ベクトル、あるいは日付文字ベクトルの cell 配列として指定します。有効な日付文字ベクトルは、次の形式で表すことができます。

形式例
dd-mmm-yyyy HH:MM:SS01-Mar-2000 15:45:17
dd-mmm-yyyy01-Mar-2000
mm/dd/yy03/01/00
mm/dd03/01
HH:MM:SS15:45:17
HH:MM:SS PM3:45:17 PM
HH:MM15:45
HH:MM PM3:45 PM
mmm.dd,yyyy HH:MM:SSMar.01,2000 15:45:17
mmm.dd,yyyyMar.01,2000
mm/dd/yyyy03/01/2000

データ型: double | single | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | cell

名前と値の引数

すべて展開する

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: tsc = tscollection(ts,'Name','MyTSC')

tscollection の名前。文字ベクトルとして指定します。

datenum インジケーター。true または false として指定します。true の値は、tscollection オブジェクトのベクトルが datenum 値で構成されることを示します。詳細については、datenum を参照してください。

データ型: logical

プロパティ

すべて展開する

tscollection の名前。文字ベクトルとして表されます。

時間値。ベクトルとして表されます。

TimeInfo.StartDate が空の場合、値は 0 と比較して計算されます。TimeInfo.StartDate が定義された場合、値は StartDate と比較して計算された日付文字ベクトルを示します。

Time の長さは、各コレクションの Data の最初または最後の次元と同じでなければなりません。

時間情報。時間ベクトルを記述する次のフィールドの集合として表されます。

  • Units — 値 'weeks'、'days'、'hours'、'minutes'、'seconds'、'milliseconds'、'microseconds' または 'nanoseconds' をもつ時間単位。

  • Start — 開始時間。

  • End — 終了時間 (読み取り専用)。

  • Increment — 後続の時間値の間隔 (時間が等間隔にサンプリングされていない場合は NaN)。

  • Length — 時間ベクトルの長さ (読み取り専用)。

  • Format — 日付表示を定義する文字ベクトル (datestr を参照)。

  • StartDate — 基準日を定義する日付文字ベクトル (setabstime を参照)。

  • UserData — 追加のユーザー定義情報。

フィールドの値にアクセスするには、tscollection オブジェクト tsc の tsc.TimeInfo.field の形式を使用します。

オブジェクト関数

addsampletocollectionサンプルを tscollection に追加
addtstimeseries を tscollection に追加
delsamplefromcollectiontscollection からサンプルを削除
getabstimetimeseries または tscollection 時間ベクトルを cell 配列に変換する
getsampleusingtimetimeseries または tscollection データのサブセット
gettimeseriesnamestscollection の timeseries の名前
removetstscollection からの timeseries の削除
resampletimeseries または tscollection の時間ベクトルをリサンプリングする
setabstimetimeseries または tscollection の時間を日付文字ベクトルとして設定する
settimeseriesnamestscollection の timeseries の名前の変更

例

すべて折りたたむ

2 つの timeseries オブジェクトから tscollection オブジェクトを作成します。

ts1 = timeseries([1.1 2.9 3.7 4.0 3.0]',1:5,...
'Name','Acceleration');
ts2 = timeseries([3.2 4.2 6.2 8.5 1.1]',1:5,...
'Name','Speed');
ts = tscollection({ts1;ts2})
Time Series Collection Object: unnamed

Time vector characteristics

      Start time            1 seconds
      End time              5 seconds

Member Time Series Objects:

      Acceleration
      Speed

バージョン履歴

R2006a より前に導入