Main Content

shading

表面とパッチのカラー シェーディングの設定

    説明

    shading type は、現在の座標軸にある Surface オブジェクトと Patch オブジェクトのカラー シェーディングを指定されたシェーディング タイプに従って設定します。たとえば、shading flat は、メッシュのライン セグメントと面のカラー シェーディングを、最小のインデックスをもつセグメントの端点または面の端の色の値によって決まる一定の色に設定します。

    shading は、Surface オブジェクトまたは Patch オブジェクトがメッシュを表すかソリッドな表面を表すかに応じて、EdgeColor プロパティと FaceColor プロパティの該当する値を設定します。

    shading(ax,type) は、現在の座標軸 (gca) ではなく ax で指定された座標軸にあるオブジェクトにシェーディング タイプを適用します。

    すべて折りたたむ

    R2019b 以降、関数 tiledlayout および nexttile を使用して、プロットをタイル表示できます。関数 tiledlayout を呼び出して、2 行 2 列のタイル表示チャート レイアウトを作成します。関数 nexttile を呼び出して座標軸を作成します。その後、異なるタイプのシェーディングを使用して 3 つの異なる球面を表示します。

    tiledlayout(2,2)
    nexttile
    sphere(10)
    title("Faceted Shading (Default)")
    
    nexttile
    sphere(10)
    shading flat
    title("Flat Shading")
    
    nexttile
    sphere(10)
    shading interp
    title("Interpolated Shading")

    入力引数

    すべて折りたたむ

    カラー シェーディング タイプ。次のオプションのいずれかとして指定します。

    • 'faceted' — メッシュ ラインに黒を重ね合わせたフラット シェーディングを使用します。これが既定のシェーディング タイプです。

    • 'flat' — メッシュのそれぞれのライン セグメントと面に一定の色を使用します。最小のインデックスをもつセグメントの端点または面の端の色の値によって色が決まります。

    • 'interp' — それぞれのライン セグメントと面に内挿によるカラーリングを使用します。内挿によるカラーリングは、ラインまたは面におけるカラーマップ インデックスまたはトゥルーカラー値に基づきます。

    コマンド形式の shading を使用する場合は、これらの type の値を引用符で囲む必要はありません。たとえば、shading interp を使用できます。コマンド形式の代わりに関数形式を使用する場合は、これらの type の値を一重引用符または二重引用符で囲む必要があります。たとえば、shading("interp") or shading(ax,"flat") を使用できます。

    axes オブジェクト。axes オブジェクトを指定しない場合、shading は現在の座標軸にあるオブジェクトのカラー シェーディング プロパティを設定します。

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入

    参考

    | | | | |