rticklabels
r 軸の目盛りラベルの設定またはクエリ
構文
説明
rticklabels( は、現在の座標軸の r 軸の目盛りラベルを設定します。labels)labels は string 配列または文字ベクトルの cell 配列として指定します。たとえば、{'January','February','March'} とします。ラベルを指定すると、r 軸の目盛り値と目盛りラベルは、それ以降、座標軸への変更に基づいて自動的に更新されなくなります。
rl = rticklabels
rticklabels('auto') は自動モードを設定し、座標軸が r 軸の目盛りラベルを決定できるようにします。このオプションは、ラベルを設定した後でそれらを既定値に戻す場合に使用します。
rticklabels('manual') は手動モードを設定し、r 軸の目盛りラベルを現在の値に固定します。
m = rticklabels('mode')'auto' または 'manual') を返します。目盛りラベルを指定したり、モードを手動に設定したりしない限り、自動モードが既定で使用されます。
例
極座標プロットを作成します。r 軸に沿って、0.1、0.3 および 0.5 の値で目盛りとグリッド ラインを表示します。次に、各目盛りのラベルを指定します。
theta = linspace(0,2*pi);
rho = theta/10;
polarplot(theta,rho)
rticks([0.1 0.25 0.5])
rticklabels({'r = .1','r = .3','r = .5'})
極座標プロットを作成し、polar axes オブジェクトを変数 pax に割り当てます。rticks と rticklabels がここで作成した極座標軸に確実に影響を与えるようにするには、これらの関数の最初の入力引数として pax を渡します。
theta = 0:0.01:2*pi;
rho = 50*sin(2*theta);
polarplot(theta,rho)
pax = gca;
rticks(pax,[10 25 50])
rticklabels(pax,{'r = 10','r = 25','r = 50'})
極座標プロットを作成し、r 軸の目盛り値と対応するラベルを指定します。次に、r 軸の目盛り値とラベルを既定値に戻します。
theta = linspace(0,2*pi);
rho = theta/10;
polarplot(theta,rho)
rticks([0.1 0.25 0.5])
rticklabels({'r = .1','r = .3','r = .5'})
rticks('auto') rticklabels('auto')
目盛りラベルを空の配列として指定することで、r 軸に沿った目盛りラベルを削除します。
theta = 0:0.01:2*pi;
rho = 50*sin(2*theta);
polarplot(theta,rho)
rticklabels({})
入力引数
出力引数
詳細
アルゴリズム
関数 rticklabels は、r 軸の目盛りラベルに関連する複数の極座標軸プロパティを設定およびクエリします。
RTickLabel— r 軸の目盛りラベルのテキストを保存するプロパティ。RTickLabelMode— r 軸の目盛りラベル モードを保存するプロパティ。rticklabelsを使用して r 軸の目盛りラベルを設定すると、このプロパティは'manual'に変わります。RTickMode— r 軸の目盛り値モードを保存するプロパティ。rticklabelsを使用して r 軸の目盛りラベルを設定すると、このプロパティは'manual'に変わります。
バージョン履歴
R2016b で導入
