rtickformat
r 軸の目盛りラベルの形式を指定
説明
は、現在の座標軸の r 軸の目盛りラベルに使用される形式スタイルを返します。r 軸のラベル タイプによっては、rfmt
= rtickformatrfmt
は数値形式を含む文字ベクトルまたは string です。
は、現在の座標軸の代わりに rfmt
= rtickformat(pax
)pax
で指定された座標軸に使用されている形式スタイルを返します。
例
r 軸の目盛りラベルをパーセントで表示
極座標プロットを作成します。r 軸の目盛りラベルをパーセントとして表示します。
th = linspace(0,2*pi,10); r = [11 49 95 68 74 75 88 76 65 67]; polarplot(th,r,'o') rtickformat('percentage')
r 軸の各目盛りラベルの後にテキストを表示
r 軸の目盛りラベルの小数点以下桁数を制御
小数点以下 2 桁の r 軸の目盛りラベルを表示します。固定小数点表記の変換文字と精度値 2 を使用する数値形式の文字ベクトルを rtickformat
に渡し、小数点以下の桁数を制御します。
theta = 0:0.01:2*pi;
rho = 50*sin(2*theta);
polarplot(theta,rho)
rtickformat('%.2f')
特定の極座標軸の r 軸の目盛りラベル形式を指定
極座標プロットを作成し、polar axes オブジェクトを変数 pax
に割り当てます。rtickformat
がここで作成した極座標軸に確実に影響を与えるようにするには、この関数の最初の入力引数として pax
を渡します。
polarplot(1:10)
pax = gca;
rtickformat(pax,'percentage')
入力引数
fmt
— 数値の目盛りラベルの形式
'%g'
(既定値) | 文字ベクトル | string
数値の目盛りラベルの形式。文字ベクトルまたは string として指定します。次の表にリストされている形式のいずれかを指定できます。あるいは、カスタム形式を指定することもできます。
事前定義された形式 | 説明 |
---|---|
'usd' | 米国ドル。このオプションは、 |
'eur' | ユーロ。このオプションは、指数値 0 で |
'gbp' | 英国ポンド。このオプションは、指数値 0 で |
'jpy' | 日本円。このオプションは、指数値 0 で |
'degrees' | 値の後に度記号を表示します。このオプションは、既定の指数値で |
'percentage' | 値の後にパーセント記号を表示します。このオプションは、既定の指数値で |
'auto' | 既定の指数値を使用した |
例: rtickformat('usd')
カスタム数値形式
識別子を含む文字ベクトルまたは string を作成することで、カスタムの数値形式を指定できます。
パーセント記号と変換文字を除き、識別子の指定はオプションです。次の順序で形式を作成します。
1 つ以上のフラグ — 正の値の前にプラス記号を付けるなどのオプション。オプションの全リストについては、オプションのフラグの表を参照してください。
フィールド幅 — 目盛りラベルに出力する文字の最小数。フィールド幅は整数値として指定します。目盛り値の有効桁数がフィールド幅より小さい場合、ラベルは空白でパディングされます。
精度 — 変換文字に応じた、小数点以下の桁数または有効桁数。精度は整数値として指定します。
変換文字 — 値のタイプ。オプションの全リストについては、変換文字の表を参照してください。データに適さない変換を指定すると、MATLAB® は指定された変換をオーバーライドし、
%e
を使用します。
また、形式の先頭または末尾にリテラル テキストを指定できます。一重引用符を出力するには、''
を使用します。パーセント記号を出力するには、%%
を使用します。
例: rtickformat('%.2f')
は、小数点以下 2 桁の固定小数点表記を使用して値を表示します。
例: rtickformat('$%.2f')
は、各値の前にドル記号を表示します。
例: rtickformat('%.2f million')
は、各値の後に million
を表示します。
オプションのフラグ
識別子 | 説明 | 数値形式の例 |
---|---|---|
, | '1,000' のように 3 桁ごとにコンマを表示します。 | '%,4.4g' |
+ | '+100' のように、正の値に符号文字 (+) を出力します。 | '%+4.4g' |
0 | '0100' のように、先頭に空白の代わりにゼロを付けてフィールド幅をパディングします。 | '%04.4g' |
– | 左揃え。値の先頭ではなく末尾を空白でパディングします。たとえば、フィールド幅が 4 の場合、このフラグはラベルを ' 100' ではなく '100 ' に書式設定します。 | '%-4.4g' |
# |
| '%#4.4g' |
変換文字
識別子 | 説明 | 例 |
---|---|---|
d または i | 基数 10 の符号付き整数。精度値は有効桁数を示します。 | '%.4d' は、π を 0003 として表示します。 |
f | 固定小数点表記。精度値は小数点以下の桁数を示します。 | '%.4f' は、π を 3.1416 として表示します。 |
e | 指数表現。精度値は小数点以下の桁数を示します。 | '%.4e' は、π を 3.1416x100 として表示します。 |
g | e または f のいずれかコンパクトな方のバージョン。後続のゼロは除きます。精度値は小数点以下の最大桁数を示します。 | '%.4g' は、π を 3.1416 として表示します。 |
pax
— 極座標軸
極座標軸 | 極座標軸の配列
極座標軸、または極座標軸の配列。この引数を指定しない場合、rtickformat
は (現在の座標軸が polar axes オブジェクトであるという条件下で) 現在の座標軸を変更します。
アルゴリズム
関数 rtickformat
は、r 軸に関連付けられたルーラー オブジェクトの TickLabelFormat
プロパティの設定とクエリを行います。
バージョン履歴
R2016b で導入
参考
thetatickformat
| rticks
| rticklabels
| rtickangle
| rlim
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