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rotate

指定した原点と方向によってオブジェクトを回転

    説明

    メモ

    rotate よりも hgtransform の方がパフォーマンスに優れているため推奨されます。回転軸の原点を指定する必要がない場合は hgtransform の使用を検討してください。

    rotate(h,direction,angle) は、グラフィックス オブジェクト h を指定された方向に指定された角度 (度単位) だけ回転させます。rotate は、XdataYdata、および Zdata プロパティの値など、グラフィックス オブジェクトのデータを変更します。この動作は、視点のみを変更する view および rotate3d とは異なります。

    rotate(h,direction,angle,origin) は、回転軸の原点を指定します。回転軸の既定の原点がプロット ボックスの中心になります。この点は必ずしも Axes の原点でなくてもかまいません。

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    関数 peaks の表面プロットを作成して surface オブジェクトを返します。

    s = surf(peaks(20));
    xlabel("x-axis")
    ylabel("y-axis")
    zlabel("z-axis")
    axis([0 20 0 20 -10 10])

    表面プロットを "x" 軸を中心として時計回りに 25 度回転させます。

    direction = [1 0 0];
    rotate(s,direction,25)

    関数 peaks の表面プロットを作成して surface オブジェクトを返します。

    s = surf(peaks(20));
    xlabel("x-axis")
    ylabel("y-axis")
    zlabel("z-axis")
    axis([0 20 0 20 -10 10])

    表面プロットを "x" 軸および "y" 軸を中心として時計回りに 25 度回転させます。

    direction = [1 1 0];
    rotate(s,direction,25)

    関数 peaks の表面プロットを作成して surface オブジェクトを返します。

    s = surf(peaks(20));
    xlabel("x-axis")
    ylabel("y-axis")
    zlabel("z-axis")
    axis([0 20 0 20 -10 10])

    表面プロットを "y" 軸を中心として反時計回りに 30 度回転させます。回転の原点は (20, 10, 0) に設定します。

    s = surf(peaks(20));
    xlabel("x-axis")
    ylabel("y-axis")
    zlabel("z-axis")
    axis([0 20 0 20 -10 10])
    
    direction = [0 -1 0];
    origin = [20 10 0];
    rotate(s,direction,30,origin)

    入力引数

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    グラフィックス オブジェクト。次のタイプのいずれかの単一のオブジェクト、またはオブジェクトのベクトルとして指定します。

    • Surface オブジェクト

    • Patch オブジェクト

    • Line オブジェクト

    • Text オブジェクト

    h がオブジェクトのベクトルである場合、すべてのオブジェクトが同じ座標軸の子でなければなりません。

    メモ

    image オブジェクトでは 3 次元データはサポートされていません。したがって、xy 平面外のイメージの回転はサポートされていません。

    回転軸の方向。球面座標の 2 要素ベクトル ([theta phi]) または直交座標の 3 要素ベクトル ([x y z]) として指定します。thetaphi は度単位で指定します。

    direction の指定の詳細については、回転軸を参照してください。

    例: rotate(h,[1 0 0],25) は、指定されたオブジェクトを x 軸を中心として時計回りに回転させます。

    例: rotate(h,[90 0],25) は、指定されたオブジェクトを y 軸を中心として時計回りに回転させます。

    回転角度。度単位のスカラー値として指定します。

    例: rotate(h,[1 0 0],25) は、指定されたオブジェクトを x 軸を中心として時計回りに 25 度回転させます。

    回転軸の原点。直交座標の 3 要素ベクトル [x y z] として指定します。

    回転軸の既定の原点がプロット ボックスの中心になります。この点は必ずしも Axes の原点でなくてもかまいません。

    詳細

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    回転軸

    回転軸は、回転の原点と方向ベクトルまたは点 P で定義されます。関数 rotate では、入力引数 direction を使用して、P を球面座標 [theta phi] または直交座標 [x y z] として指定します。

    direction の 2 要素の形式では、theta"xy" 平面上で正の "x" 軸から反時計回りの角度です。phi は、"xy" 平面からの方向ベクトルの仰角です。

    Cartesian axes displaying the location of point P relative to theta and phi

    direction の 3 要素の形式では、点 P の直交座標を指定します。回転軸は、回転の原点から P への方向ベクトルに従います。

    Cartesian axes displaying the axis of rotation relative to an origin of rotation and point P

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入