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データの正規化

ライブ エディターでデータをセンタリングおよびスケーリング

R2021b 以降

説明

[データの正規化] タスクでは、z スコアなどのセンタリングおよびスケーリング メソッドを選択して、データを対話的に正規化できます。このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。

このタスクを使用すると、次を行うことができます。

  • table や timetable などのワークスペース変数内のデータをセンタリングおよびスケーリングする方法をカスタマイズする。

  • 正規化されたデータと比較して入力データを可視化する。

  • 正規化の計算に使用されるセンタリング値とスケーリング値を出力する。

Normalize Data task in the Live Editor

タスクを開く

[データの正規化] タスクを MATLAB エディターでライブ スクリプトに追加するには、以下を行います。

  • [ライブ エディター] タブで [タスク][データの正規化] を選択します。

  • スクリプトのコード ブロック内に、normalize などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補から [データの正規化] を選択します。

パラメーター

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このタスクは、ベクトル、table、または timetable に含まれる入力データに対して実行されます。データは single 型または double 型にできます。

入力データが table または timetable の場合、single 型または double 型の変数をすべて削除するには、[サポートされているすべての変数] を選択します。single または double の変数のうち、削除する対象を選択するには、[指定された変数] を選択します。

データを正規化するためのメソッドおよび関連パラメーターを次のオプションのいずれかとして指定します。

メソッド

メソッド パラメーター

説明

Z-score

Standard deviation (既定)

平均が 0、標準偏差が 1 となるようなセンタリングとスケーリング。

Median absolute deviation

中央値が 0中央絶対偏差1 となるようなセンタリングとスケーリング。

Norm

正の数値スカラー (既定値は 2) または無限大ノルムの Inf

p ノルムでのデータのスケーリング。

Range

上限と下限の範囲制限 (既定では、下限は 0、上限は 1)

[a, b] の形式の区間 (ただし、a < b) へのデータ範囲の再スケーリング

Median IQR

該当なし

中央値が 0四分位数間範囲1 となるようにデータをセンタリングおよびスケーリング。

Center

Mean (既定)

平均が 0 となるようなセンタリング。

Median

中央値が 0 となるようなセンタリング。

Numeric scalar

指定した数値だけ中央をシフト。

From workspace

数値配列の値、または入力データで指定された table 変数に一致している変数名をもつ table の値を使用して中央をシフト。

Scale

Standard deviation (既定)

標準偏差でデータをスケーリング。

Median absolute deviation

中央絶対偏差でデータをスケーリング。

First element

データの最初の要素でデータをスケーリング。

Interquartile range

四分位数間範囲単位でデータをスケーリング。

数値スカラー (既定値は 1)

指定した数値で除算してデータをスケーリング。

From workspace

数値配列の値、または入力データで指定された table 変数と一致する変数名をもつ table の値を使用してデータをスケーリング。
Center and scaleメソッド パラメーター Center および Scale を参照指定したパラメーターを使用してデータをセンタリングおよびスケーリング。

詳細

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バージョン履歴

R2021b で導入

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