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欠損データの整理
ライブ エディターでの欠損データの検出、埋め込みまたは削除
説明
欠損データの削除タスクでは、NaN
や <missing>
などの欠損データ値を対話的に処理できます。このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。
このタスクを使用すると、次を行うことができます。
ワークスペース変数内の欠損データの検出、埋め込みまたは削除。
データを埋めるメソッドのカスタマイズ。
非標準の欠損値インジケーターの定義。
欠損データとクリーニング済みのデータの自動的な可視化。
タスクを開く
[欠損データの削除] タスクを MATLAB ライブ エディターでライブ スクリプトに追加するには、次を行います。
[ライブ エディター] タブで [タスク] をクリックし、[欠損データの削除] アイコン
を選択します。
ライブ スクリプトのコード ブロック内に、
missing
やremove
などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補から [欠損データの削除] を選択します。
パラメーター
入力データ
— ワークスペースからの有効な入力データ
ベクトル | table | timetable
このタスクは、ベクトル、table、または timetable に含まれる入力データに対して実行されます。データは single
型、double
型、duration
型、calendarDuration
型、datetime
型、categorical
型、string
型、char
型、および文字ベクトルの cell
配列型にできます。
入力データとして table または timetable を提供する場合、[サポートされているすべての変数] を指定すると、サポートされる型のすべての変数を削除します。[すべての数値変数] を選択すると、single
型または double
型のすべての変数を削除します。削除する特定の変数を選択するには、[指定した変数] を選択し、変数を個別に選択します。
埋め込みメソッド
— 欠損データを埋めるメソッド
線形内挿
(既定値) | 定数値
| 前の値
| ...
次のオプションのいずれかを使用して、欠損データを埋めるメソッドを指定します。
メソッド | 説明 |
---|---|
線形内挿 | 隣接する非欠損値の線形内挿。 |
定数値 | 指定された定数値。 |
前の値 | 前の非欠損値。 |
次の値 | 次の非欠損値。 |
最も近い値 | 最も近い非欠損値。 |
スプライン内挿 | 区分的 3 次スプライン内挿。 |
形状維持区分的 3 次内挿 | 形状維持区分的 3 次スプライン内挿。 |
修正 Akima 3 次内挿 | 修正 Akima 3 次エルミート内挿。 |
移動中央値 | 指定されたウィンドウ サイズでの移動中央値。 |
移動平均値 | 指定されたウィンドウ サイズでの移動平均値。 |
ウィンドウ
— 移動メソッドのウィンドウ
中央揃え
(既定値) | 非対称
欠損データを埋めるメソッドが [移動中央値]
または [移動平均値]
である場合は、ウィンドウのタイプとサイズを指定します。
ウィンドウ | 説明 |
---|---|
中央揃え | 現在の点を中心にしてウィンドウの長さを指定する |
非対称 | 現在の点の前にある要素数と、現在の点の後にある要素数を含むウィンドウを指定する |
ウィンドウのサイズは、[X 軸] の変数の単位を基準とします。