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局所的極値の検出

ライブ エディターでの局所的最大値と局所的最小値の検出

R2019b 以降

説明

[局所的極値の検出] タスクでは、対話的にデータの局所的最大値と局所的最小値を検出します。このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。

このタスクを使用すると、次を行うことができます。

  • ワークスペース変数のデータから、局所的最大値、局所的最小値、または両方を検出

  • パラメーターを調整して検出する極値を増減

  • 検出した極値を可視化

Find Local Extrema task in the Live Editor

タスクを開く

[局所的極値の検出] タスクを MATLAB エディターでライブ スクリプトに追加するには、次を行います。

  • [ライブ エディター] タブで [タスク][局所的極値の検出] を選択します。

  • スクリプトのコード ブロック内に、extremafind などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補から [局所的極値の検出] を選択します。

パラメーター

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このタスクは、ベクトル、table、または timetable に含まれる入力データに対して実行されます。データは single 型、double 型、logical 型、あるいは int64 などの符号付きまたは符号なし整数型にできます。

入力データとして table または timetable を提供する場合、[サポートされているすべての変数] を選択すると、サポートされる型のすべての変数が対象になります。[すべての数値変数] を選択すると、single 型、double 型、符号付きまたは符号なし整数型のすべての変数が対象になります。サポートされる特定の変数を対象として選択するには、[指定した変数] を選択し、変数を個別に選択します。

連続する局所的極値がある場合のフラット領域インジケーターを指定します。

メソッド説明
Centerフラット領域の中心要素のみを局所的極値として表す
Firstフラット領域の最初の要素のみを局所的極値として表す
Lastフラット領域の最後の要素のみを局所的極値として表す
Allフラット領域のすべての要素を局所的極値として表す

最小プロミネンスを指定します。この値以上のプロミネンスをもつ局所的極値のみが返されます。プロミネンス値が高くなるほど、検出される極値が少なくなります。

局所的最大値 (ピーク) のプロミネンスは、ピークの高さと位置に関して、他のピークを基準としたピークの突出の尺度です。局所的最小値 (谷) のプロミネンスは、谷の深さと位置に関して、他の谷を基準とした谷の突出の尺度です。

プロミネンス ウィンドウのタイプとサイズを指定して、各局所的極値のプロミネンスの計算対象となる、隣接する点のウィンドウを定義します。

ウィンドウ説明
中央揃え現在の点を中心にしてウィンドウの長さを指定する
非対称現在の点の前にある要素数と、現在の点の後にある要素数を含むウィンドウを指定する

ウィンドウのサイズは、[X 軸] の変数の単位を基準とします。

バージョン履歴

R2019b で導入

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