matlab.unittest.plugins.TestRunnerPlugin クラス

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テスト ランナーを拡張するためのプラグイン インターフェイス

説明

TestRunnerPlugin インターフェイスにより、matlab.unittest.TestRunner クラスの拡張が可能になります。テストの実行をカスタマイズするには、TestRunnerPlugin のサブクラスを作成し、目的のメソッドをオーバーライドします。TestRunnerPlugin は既定の実装を提供します。カスタマイズを行うのに必要なメソッドのみをオーバーライドしてください。実装するすべてのメソッドは、各々が対応するスーパークラス メソッドを呼び出して、受け取った PluginData クラスと同じインスタンスを渡さなければなりません。

この拡張でテストを実行するには、addPlugin メソッドを使用して、カスタム TestRunnerPlugin インスタンスをテスト ランナーに追加します。

matlab.unittest.plugins.TestRunnerPlugin クラスは handle クラスです。

メソッド

保護されたメソッド

createSharedTestFixture	共有テスト フィクスチャの作成を拡張する
createTestClassInstance	クラス レベルの TestCase インスタンスの作成の拡張
createTestMethodInstance	メソッド レベルの TestCase インスタンスの作成の拡張
reportFinalizedResult	確定したテスト結果の報告を拡張する
reportFinalizedSuite	確定した TestSuite 配列の報告の拡張
runSession	テスト セッションの実行の拡張
runTest	単一の Test 要素の実行の拡張
runTestClass	同一クラスまたは同一関数からの Test 要素の実行の拡張
runTestMethod	単一の Test メソッドの実行を拡張する
runTestSuite	TestSuite 配列の実行の拡張
setupSharedTestFixture	共有テスト フィクスチャのセットアップの拡張
setupTestClass	テスト クラスのセットアップの拡張
setupTestMethod	Test メソッドのセットアップを拡張する
teardownSharedTestFixture	共有テスト フィクスチャの破棄の拡張
teardownTestClass	テスト クラスの破棄の拡張
teardownTestMethod	Test メソッドの破棄を拡張する

ヒント

• TestRunnerPlugin インスタンスを使用してテストを並列実行するには、プラグインで matlab.unittest.plugins.Parallelizable インターフェイスをサブクラス化する必要があります。テストを並列実行するには Parallel Computing Toolbox™ が必要です。

バージョン履歴

R2014a で導入

R2019b: カスタム プラグインを使用したテストの並列実行

カスタム プラグインを使用したテストの並列実行 (Parallel Computing Toolbox が必要) をサポートするために、matlab.unittest.plugins.TestRunnerPlugin クラスに 2 つの新しいプロパティ runSession と reportFinalizedSuite が追加されました。詳細については、カスタム プラグインを使ったテストの並列実行を参照してください。

参考

クラス

• matlab.unittest.TestRunner | matlab.unittest.plugins.Parallelizable | matlab.automation.streams.OutputStream

トピック

• TestRunner を拡張するプラグインの作成
• カスタム プラグインの作成
• カスタム プラグインを使ったテストの並列実行