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getPropertyGroups

クラス: matlab.mixin.CustomDisplay
パッケージ: matlab.mixin

プロパティ グループの配列の作成

構文

groups = getPropertyGroups(obj)

説明

groups = getPropertyGroups(obj) は、matlab.mixin.util.PropertyGroup オブジェクトの配列を返します。MATLAB® は、プロパティ グループを空白で区切って表示します。

既定の表示状態の各ハンドラー メソッドは、このメソッドを 1 回呼び出します。既定の実装は、1 つのグループでプロパティを返します。これらのプロパティはパブリックの GetAccess をもたなければならず、Hidden として定義されません。オブジェクトがスカラーの場合は、MATLAB に動的プロパティが含まれます。

このメソッドをオーバーライドし、表示するプロパティのカスタマイズされたグループを 1 つまたは複数作成します。

各グループ オブジェクト配列は以下のフィールドをもちます。

  • Title — プロパティ グループのヘッダーとして使用されるテキスト。タイトルが使用されない場合は空の string です。

  • PropertyList — プロパティ リストは次のいずれかです。

    • プロパティの名前と値のペアの 1 行 1 列の struct

    • プロパティ名の cell 配列。

オブジェクトがスカラーであり、カスタム プロパティ値を割り当てる場合は、名前と値のペアの struct を使用します。それ以外の場合は、プロパティ名の cell 配列を使用します。オブジェクトがスカラーの場合、MATLAB は、オブジェクトから取得したプロパティ値を追加します。

入力引数

obj

matlab.mixin.CustomDisplay から派生したクラスのオブジェクト配列

出力引数

groups

matlab.mixin.util.PropertyGroup オブジェクトの 1 行 N 列配列 (N はグループ数)

すべて展開する

いくつかのプロパティによって返された値をカスタマイズします。

getPropertyGroups メソッドを記述します。

methods (Access = protected)
   function propgrp = getPropertyGroups(obj)
      if ~isscalar(obj)
         propgrp = getPropertyGroups@matlab.mixin.CustomDisplay(obj);
      else
         pd(1:length(obj.Password)) = '*';
         propList = struct('Department',obj.Department,...
            'JobTitle',obj.JobTitle,...
            'Name',obj.Name,...
            'Salary','Not available',...
            'Password',pd);
         propgrp = matlab.mixin.util.PropertyGroup(propList);
      end
   end
end

クラス定義に関数を追加します。

属性

Accessprotected

メソッドの属性の詳細については、メソッドの属性を参照してください。