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クラスのオブジェクト表示のカスタマイズ
MATLAB® によってコマンド ウィンドウにクラスのオブジェクトが表示される方法をカスタマイズ
CustomDisplay
クラスは、MATLAB によるオブジェクトの表示方法をカスタマイズするために使用できるインターフェイスを定義します。インターフェイスの概要は、カスタム表示インターフェイスを参照してください。さらに、CustomCompactDisplayProvider
クラスでは、struct や table など、コンテナーにおけるオブジェクトの表示をカスタマイズできます。インターフェイスの概要については、Custom Compact Display Interfaceを参照してください。
関数
details | 配列の詳細の表示 |
クラス
matlab.mixin.CustomDisplay | オブジェクトの表示をカスタマイズするインターフェイス |
matlab.mixin.util.PropertyGroup | オブジェクト表示のためのカスタム プロパティ リスト |
matlab.mixin.CustomCompactDisplayProvider | Interface for customizing object display within containers (R2021b 以降) |
matlab.display.CompactDisplayRepresentation | Base class for representing compact display of object array (R2021b 以降) |
matlab.display.DisplayConfiguration | Describe display environment and settings (R2021b 以降) |
matlab.display.DimensionsAndClassNameRepresentation | Compact display representation using dimensions and class name (R2021b 以降) |
matlab.display.PlainTextRepresentation | Compact display representation using data in object array (R2021b 以降) |
トピック
カスタム表示インターフェイスのクラスとメソッド
- カスタム表示インターフェイス
CustomDisplay
クラスは、クラスのオブジェクトの表示をカスタマイズする API を提供しています。 - CustomDisplay の機能
MATLAB はオブジェクトの状態を判定し、その状態に対し特定のメソッドを呼び出してオブジェクトを表示します。 - 既定のオブジェクト表示をもつクラス
このクラスの例では、オブジェクト表示のさまざまな面をカスタマイズしています。 - カスタム表示での関数 size の役割
MATLAB は関数 size を使用して、表示するオブジェクトの状態を判定します。
オブジェクトの表示をカスタマイズするための具体的な手法
- 表示のカスタマイズ方法の選択
オブジェクトの状態に基づいてオブジェクトの表示をカスタマイズできます。また、表示のさまざまな部分を変更できます。 - プロパティ表示のカスタマイズ
ユーザー クラスのオブジェクトに対し表示されるプロパティの順序と個数を変更します。 - ヘッダー、プロパティ リスト、フッターのカスタマイズ
表示の 3 つの部分であるヘッダー、プロパティ グループ、フッターのそれぞれをカスタマイズします。 - スカラー オブジェクトの表示のカスタマイズ
スカラー オブジェクトの表示をカスタマイズします。 - オブジェクト配列表示のカスタマイズ
非スカラー オブジェクト (空のオブジェクト配列を含む) の表示をカスタマイズします。 - 異種混合配列表示のカスタマイズ
非スカラーの異種混合配列に対しては、シールされたメソッドのみを呼び出すことができます。 - 関数 disp のオーバーロード
関数disp
をオーバーロードすると、表示の限定的カスタマイズが提供されます。
コンパクト表示のカスタマイズ
- Custom Compact Display Interface
Customize the representation of objects in compact display scenarios.