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TallDatastore

R2026b

tall 配列のチェックポイントのデータストア

説明

TallDatastore オブジェクトは、関数 write によってディスクに書き込まれたバイナリ ファイルから tall 配列を再作成するためのオブジェクトです。そのオブジェクトを使用して元の tall 配列を再作成できます。また、TallDataStore プロパティを指定し、オブジェクト関数を使用することで、データにアクセスしてそれらを管理することができます。

作成

関数 datastore を使用して TallDatastore オブジェクトを作成します。たとえば、tds = datastore(location,"Type","tall") は、location で指定されたファイルの集合からデータストアを作成します。

プロパティ

すべて展開する

データストアに含まれるファイル。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラーまたは string 配列として解決されます。個々の文字ベクトルまたは string はファイルへの絶対パスです。

関数 datastore の引数 location は、データストアの作成時に Files プロパティを定義します。location 引数には、ローカル ファイル システム、ネットワーク ファイル システム、または Amazon S3™、Windows Azure® Blob Storage、HDFS™ などのサポートされるリモートの場所にあるファイルへの絶対パスが含まれます。詳細については、リモート データの操作を参照してください。

ファイルは、関数 write で生成された MAT ファイルまたはシーケンス ファイルのいずれかでなければなりません。

例: ["C:\dir\data\file1.ext";"C:\dir\data\file2.ext"]

例: ["s3://bucketname/path_to_files/your_file01.ext";"s3://bucketname/path_to_files/your_file02.ext"]

データ型: char | cell | string

ファイルの種類。MAT ファイルの場合は "mat"、シーケンス ファイルの場合は "seq" として指定します。既定では、指定された場所のファイルの種類によって FileType が決まります。

データ型: char | string

関数 read または preview の 1 回の呼び出しで読み取られるデータの最大行数。正の整数として指定します。関数 datastore は、TallDatastore を作成するときに、ReadSize の最適値を決定して割り当てます。

代替ファイル システムのルート パス。"AlternateFileSystemRoots" と string ベクトルまたは cell 配列で構成される名前と値の引数として指定します。ローカル マシン上にデータストアを作成するが、別のマシン (異なるオペレーティング システムの可能性がある) 上でデータにアクセスして処理する必要がある場合は、"AlternateFileSystemRoots" を使用します。また、Parallel Computing Toolbox™ と MATLAB® Parallel Server™ を使用してデータを処理し、そのデータがローカル マシンに保存され、そのデータのコピーが異なるプラットフォームのクラウドやクラスター マシンにある場合、"AlternateFileSystemRoots" を使用してルート パスを関連付けなければなりません。

  • 相互に対応する 1 組のルート パスを関連付けるには、"AlternateFileSystemRoots" を string ベクトルとして指定します。以下に例を示します。

    ["Z:\datasets","/mynetwork/datasets"]

  • データストアに対応する複数の組のルート パスを関連付けるには、複数行を含む cell 配列として "AlternateFileSystemRoots" を指定します。各行は対応するルート パスの組を表します。cell 配列内の各行を string ベクトル、または文字ベクトルの cell 配列のいずれかとして指定します。以下に例を示します。

    • "AlternateFileSystemRoots" を string ベクトルの cell 配列として指定します。

      {["Z:\datasets", "/mynetwork/datasets"];...
       ["Y:\datasets", "/mynetwork2/datasets","S:\datasets"]}

    • あるいは、"AlternateFileSystemRoots" を文字ベクトルの cell 配列からなる cell 配列として指定します。

      {{'Z:\datasets','/mynetwork/datasets'};...
       {'Y:\datasets', '/mynetwork2/datasets','S:\datasets'}}

"AlternateFileSystemRoots" の値は、次の条件を満たさなければなりません。

  • 1 行以上の行を含み、各行は 1 組の対応するルート パスを指定する。

  • 各行は複数のルート パスを指定し、各ルート パスは 2 文字以上を含まなければならない。

  • ルート パスは一意で、他のルート パスのサブフォルダーではない。

  • ファイルの場所を指す 1 つ以上のルート パス エントリを含む。

詳細については、異なるマシンまたはクラスターで処理するためのデータストアの設定を参照してください。

例: ["Z:\datasets","/mynetwork/datasets"]

データ型: string | cell

オブジェクト関数

hasdataデータが読み取り可能かどうかを判別
numpartitionsデータストアの区画数
partitionデータストアを分割する
previewデータストア内のデータのサブセットをプレビュー
readデータストアのデータの読み取り
readallデータストアのすべてのデータの読み取り
resetデータストアの初期状態へのリセット
transformデータストアの変換
combine複数のデータストアのデータを統合
isPartitionableデータストアが分割可能かどうかを判別
isSubsettableDetermine whether datastore is subsettable
isShuffleableデータストアがシャッフル可能かどうかを判別

例

すべて折りたたむ

tall 配列を生成したコマンドをすべて再実行するのではなく、TallDatastore オブジェクトを使用して、ディスク上のファイルから直接に tall 配列を再作成します。tall 配列を作成し、関数 write を使用してディスクに保存します。datastore を使用して tall 配列を取得してから、それを変換して tall に戻します。

単純な double 型 tall を作成します。

t = tall(rand(500,1))
t =

  500×1 tall double column vector

    0.8147
    0.9058
    0.1270
    0.9134
    0.6324
    0.0975
    0.2785
    0.5469
      :
      :

結果を Example_Folder という名前の新規フォルダーに保存します。

location = fullfile(matlabroot,"toolbox","matlab","demos","Folder1");
write(location, t);
Writing tall data to folder H:\matlab\toolbox\matlab\demos\Folder1
Evaluating tall expression using the Local MATLAB Session:
- Pass 1 of 1: Completed in 0.063 sec
Evaluation completed in 0.16 sec

ディスクに書き込まれた tall 配列を復元するには、まず、同じディレクトリを参照する新しいデータストアを作成します。次に、データストアを tall 配列に変換します。

tds = datastore(location);
t1 = tall(tds)
t1 =

  M×1 tall double column vector

    0.8147
    0.9058
    0.1270
    0.9134
    0.6324
    0.0975
    0.2785
    0.5469
      :
      :

バージョン履歴

R2016b で導入