im2gray
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
グレースケール イメージを入力として受け入れることができ、変更せずに返すことを除いて、関数
im2gray
はrgb2gray
と同じです。入力イメージがグレースケール イメージである場合、関数rgb2gray
はエラーを返します。関数im2gray
を使用する場合は、次のループのようなコードは不要になります。if ndims(I) == 3 I = rgb2gray(I); end
関数
rgb2gray
とは異なり、関数im2gray
はカラーマップを入力として受け入れません。カラーマップをグレースケールに変換するには、関数cmap2gray
を使用します。
アルゴリズム
関数 im2gray
は、R 成分、G 成分、B 成分の重み付き和を計算することによって、RGB 値をグレースケール値に変換します。
0.2989 * R + 0.5870 * G + 0.1140 * B
これらは Y 成分を計算するために関数 rgb2ntsc
(Image Processing Toolbox) で使用される重みと同じす。
関数 im2gray
のグレースケール値の計算に使用する係数は、小数点以下 3 桁に丸めてから Rec.ITU-R BT.601-7 で輝度 (E'y) を計算する場合に使用する係数と同一です。
Rec.ITU-R BT.601-7 は次の式を使用して E'y を計算します。
0.299 * R + 0.587 * G + 0.114 * B
拡張機能
バージョン履歴
R2020b で導入