hex2dec
16 進数整数のテキスト表現を double 値に変換
説明
例
16 進数値を表すテキストの変換
16 進数値を表す文字ベクトルを 10 進数に変換します。
hexStr = '3FF';
D = hex2dec(hexStr)
D = 1023
R2019b 以降、hex2dec
を使用せずに直接 16 進数形式で値を記述できます。接頭辞 0x
を使用し、引用符は使用しないでください。MATLAB® はその値をテキストではなく、整数として保存します。
D = 0x3FF
D = uint16
1023
数値配列を返す
複数の 16 進数値を表す string 配列を作成します。
hexStr = ["3FF" "7A" "E"]
hexStr = 1x3 string
"3FF" "7A" "E"
16 進数値を変換して、数値配列を返します。
D = hex2dec(hexStr)
D = 1×3
1023 122 14
R2019b 以降、hex2dec
を使用してテキストを変換するのではなく、16 進数のリテラルを使用して数値配列を作成することをお勧めします。
D = [0x3FF 0x7A 0xE]
D = 1x3 uint16 row vector
1023 122 14
入力引数
hexStr
— 16 進数を表すテキスト
文字配列 | 文字ベクトルの cell 配列 | string 配列
16 進数を表すテキスト。文字配列、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。hexStr
は 0
~ 9
の文字と、A
~ F
または a
~ f
のいずれかを使用して 16 進数を表します。
hexStr
が複数の行をもつ文字配列、または文字ベクトルの cell 配列の場合、出力は数値列ベクトル。hexStr
が string 配列の場合、出力は同じ次元をもつ数値配列。
R2020a 以降、hexStr
は 16 進数リテラルで使用される同じ接頭辞 (0x
または 0X
) と接尾辞が含まれるテキストにすることができます。たとえば、次の hex2dec
の呼び出しはそれぞれ数値 255
を返します。
hex2dec('FF') hex2dec('0xFF') hex2dec('0xFFs32')
また、R2020a では、hexStr
は符号付き整数型を指定する接尾辞を使用して、負の数値の 2 の補数を表すことができます。たとえば、接尾辞 s8
は 8 ビット符号付き整数型を指定するため、hex2dec('0xFFs8')
は -1
を返します。従来のリリースでは、hexStr
は負の数値を表すことができません。
拡張機能
C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
使用上の注意事項および制限事項:
入力テキストは、文字配列または string スカラーとして指定しなければなりません。cell 配列はサポートされません。
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入R2020b: 入力値が flintmax
以上である場合に警告を発行
関数 hex2dec
は、入力値が flintmax
以上である場合に警告を発行します。以前のリリースでは、hex2dec
はこの警告を発行しませんでした。
hex2dec
は、flintmax
以上の整数を表す入力を倍精度浮動小数点値で正確に表せない場合があるため、警告を発行します。
flintmax
を超える値を正確に変換するには、以下のいずれかの代替方法を検討してください。
スカラー テキスト入力の代わりに、同じ値を表す 16 進数リテラルまたは 2 進数リテラルを使用します。値をリテラルとして記述すると、MATLAB® はこのリテラルを、値を正確に表す整数として保存します。詳細については、16 進数値と 2 進数値を参照してください。
flintmax
を超える 16 進数入力を変換するには、関数sscanf
で演算子%lx
を使用します。%lx
を使用すると、変換された値はuint64
データ型の整数になります。これらの整数を使用すると、flintmax
を超える値でも十分正確に表すことができます。.
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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