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format

コマンド ウィンドウの出力表示形式の設定

構文

format style
format

説明

format style は、コマンド ウィンドウ内の出力表示形式を style で指定した形式に変更します。

format 単独では、出力形式を既定値にリセットします。既定値は、浮動小数の表記は short 型固定小数点形式で、すべての出力行は疎な行間になります。

数値形式はコマンド ウィンドウ出力の数値の表示方法にのみ影響し、MATLAB® の数値の計算方法や保存方法には影響しません。

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出力形式を long 型固定小数点形式に設定し、pi の値を表示します。

format long
pi
ans = 
   3.141592653589793

出力形式をコンパクトな行間をもつ short 型工学表記形式に設定し、その後形式を既定値にリセットします。

format shortEng
format compact
x = rand(3)
x = 3×3

   814.7237e-003   913.3759e-003   278.4982e-003
   905.7919e-003   632.3592e-003   546.8815e-003
   126.9868e-003    97.5404e-003   957.5068e-003

format
x
x = 3×3

    0.8147    0.9134    0.2785
    0.9058    0.6324    0.5469
    0.1270    0.0975    0.9575

整数と実数の最大値を 16 進数形式で表示します。

format hex
intmax('uint64')
ans = uint64
   ffffffffffffffff

realmax
ans = 
   7fefffffffffffff

shortEng 形式と longEng 形式の違いを表示します。

出力形式を shortEng に設定します。

format shortEng

変数を作成して、for ループを通るたびに値を 10 倍して増やします。

A = 5.123456789;
for k = 1:10
   disp(A)
   A = A*10;
end
     5.1235e+000

    51.2346e+000

   512.3457e+000

     5.1235e+003

    51.2346e+003

   512.3457e+003

     5.1235e+006

    51.2346e+006

   512.3457e+006

     5.1235e+009

値が小数点以下 4 桁と 3 の倍数の指数で表示されます。

出力形式を long 型工学表記形式に設定して同じ値を表示します。

format longEng

A = 5.123456789;
for k = 1:10
   disp(A)
   A = A*10;
end
    5.12345678900000e+000

    51.2345678900000e+000

    512.345678900000e+000

    5.12345678900000e+003

    51.2345678900000e+003

    512.345678900000e+003

    5.12345678900000e+006

    51.2345678900000e+006

    512.345678900000e+006

    5.12345678900000e+009

値が 15 桁と 3 の倍数の指数で表示されます。

配列内の値の一部が小さく一部が大きな指数をもつ数値の場合、shortG 形式を使用します。shortG 形式は、short 型固定小数点形式または short 型科学表記のうち、表示が最もコンパクトな方を選択します。

変数を作成し、既定の short 形式で出力を表示します。

x = [25 56.31156 255.52675 9876899999];
format short
x
x = 1×4
109 ×

    0.0000    0.0000    0.0000    9.8769

形式を shortG に設定して、値を再表示します。

format shortG
x
x = 1×4

           25       56.312       255.53   9.8769e+09

現在の数値形式を取得します。

f = get(0,'Format')
f =

shortG

現在の行間を取得します。loose または compact のいずれかに設定されています。

S = get(0,'FormatSpacing')
S =

loose

入力引数

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出力表示形式。次のオプションのいずれかとして指定します。

数値形式

これらのスタイルは、数値変数の出力表示形式を制御します。

Style

結果

short (default)

小数点以下 4 桁の short 型固定小数点形式。

3.1416

long

double 値の場合は小数点以下 15 桁、single 値の場合は小数点以下 7 桁の long 型固定小数点形式。

3.141592653589793

shortE

小数点以下 4 桁の short 型科学表記。

3.1416e+00

longE

double 値の場合は小数点以下 15 桁、single 値の場合は小数点以下 7 桁の long 型科学表記法。

3.141592653589793e+00

shortG

short 型の固定小数点形式または科学表記のいずれかコンパクトな方。合計 5 桁。

3.1416

longG

long 型の固定小数点形式または科学表記のいずれかコンパクトな方。double 値の場合は合計 15 桁、single 値の場合は合計 7 桁。

3.14159265358979

shortEng

小数点以下 4 桁の short 型工学表記法 (指数が 3 の倍数)。

3.1416e+000

longEng

有効桁数 15 桁の long 型工学表記法 (指数が 3 の倍数)。

3.14159265358979e+000

+

正、負およびゼロの要素それぞれが +- および空白文字で表示される正/負形式。

+

bank

小数点以下 2 桁の通貨形式。

3.14

hex

バイナリ倍精度数の 16 進数表現。

400921fb54442d18

rat

小さな整数の比率。

355/113

行間形式

Style

結果

compact

1 画面上により多く出力を表示するために余分な空行を抑制します。

theta = pi/2
theta =
  1.5708

loose

出力をより読み取りやすくするために空行を追加します。

theta = pi/2

theta =

  1.5708

ヒント

  • 指定した形式は、現在の MATLAB セッションにのみ適用されます。複数セッションにわたって形式を維持するには、コマンド ウィンドウの設定で、[数値形式] オプションまたは [数値表示] オプションを選択します。

  • format short E のように、short または long と表示タイプとの間にスペースを挿入できます。

  • MATLAB は、整数データ型を常にそのデータ型に適した桁数で表示します。たとえば、MATLAB は int8 データ型を 3 桁で表示します (-128:127 など)。出力形式を short または long に設定しても、整数型の変数の表示には影響しません。

  • 最大 9 桁の整数値の浮動小数点数は、科学表記法では表示されません。

  • 広範囲の値をもつ行列を表示する場合は、shortG の使用を検討してください。広いデータ範囲の形式を参照してください。

参考

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R2006a より前に導入