isempty
配列が空かどうかを判別
説明
例
空の多次元配列
1 つの次元の長さが 0 に等しい 3 次元配列を作成し、それが空であるかどうかを判別します。
A = zeros(0,2,2); TF = isempty(A)
TF = logical
1
空配列と欠損値
空配列と欠損値が含まれている配列を比較します。
MATLAB® では、空配列には長さが 0 に等しい次元が少なくとも 1 つあります。NaN
または <undefined>
のような欠損値が含まれている配列は、必ずしも空ではありません。
欠損値を含む categorical ベクトルを作成します。
cat1 = categorical([missing missing])
cat1 = 1x2 categorical
<undefined> <undefined>
長さが 0 の次元をもたないため、cat1
は空ではありません。
TF1 = isempty(cat1)
TF1 = logical
0
0 行 0 列の categorical 配列を作成し、その配列が空かどうかをテストします。
cat2 = categorical([]); TF2 = isempty(cat2)
TF2 = logical
1
空の string 配列
空の string 配列と文字を含まない string を比較します。
文字を 1 つも含まない string である string ベクトルを作成します。str1
は、長さが 0 の次元をもたないため、空ではありません。
str1 = strings(1,3)
str1 = 1x3 string
"" "" ""
TF1 = isempty(str1)
TF1 = logical
0
0 行 3 列の string 配列を作成し、その配列が空かどうかをテストします。
str2 = strings(0,3); TF2 = isempty(str2)
TF2 = logical
1
入力引数
A
— 入力配列
スカラー | ベクトル | 行列 | 多次元配列 | table | timetable
入力配列または table。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、table または timetable として指定します。
ヒント
string 配列に空の string (文字を 1 つも含まない string 要素) があるかどうかを判別するには、
==
演算子を使用します。たとえば、str
が文字を 1 つも含まない string である場合、str == ""
は logical1
(true
) を返します。空の string のテストの詳細については、空の string と欠損値のテストを参照してください。string の比較の詳細については、テキストの比較を参照してください。配列の欠損値をテストするには、関数
ismissing
を使用します。
拡張機能
tall 配列
メモリの許容量を超えるような多数の行を含む配列を計算します。
この関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。
この関数は GPU 配列を完全にサポートしています。詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
分散配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用して、クラスターの結合メモリ上で大きなアレイを分割します。
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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