ドキュメンテーション

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テキストの比較

文字配列および string 配列のテキストをさまざまな方法で比較します。string 配列は R2016b で導入されました。string 配列と文字ベクトルは、関係演算子および関数 strcmp を使用して比較できます。string 配列は、その他のタイプの配列と同じように、関数 sort を使用して並べ替えることができます。MATLAB® には、テキスト内の文字を検査する関数も用意されています。たとえば、文字ベクトルや string 配列内にあるどの文字が実際の文字か空白文字かを判別できます。

string 配列の等価性の比較

関係演算子 == および ~= を使用して、string 配列を比較してその等価性を評価できます。string 配列を比較する場合、関係が真の位置には 1、関係が真でない位置には 0 を含む logical 配列が出力になります。

2 つの string スカラーを作成します。R2017a 以降、二重引用符を使用して string を作成できるようになりました。

str1 = "Hello";
str2 = "World";
str1,str2
str1 = 
"Hello"
str2 = 
"World"

str1str2 が等しいかどうか比較します。

str1 == str2
ans = logical
   0

複数の要素を含む string 配列を、string スカラーと比較します。

str1 = ["Mercury","Gemini","Apollo";...
        "Skylab","Skylab B","International Space Station"];
str2 = "Apollo";
str1 == str2
ans = 2x3 logical array

   0   0   1
   0   0   0

string 配列を文字ベクトルと比較します。一方の変数が string 配列である限り、比較は可能です。

chr = 'Gemini';
TF = (str1 == chr)
TF = 2x3 logical array

   0   1   0
   0   0   0

TF を使って str1 にインデックスを付け、Gemini に一致した string 要素を抽出します。logical 配列を使用して配列にインデックスを付けることができます。

str1(TF)
ans = 
"Gemini"

~= 演算子を使用して不等価性を比較します。str1 にインデックスを付けて 'Gemini' に一致しない要素を抽出します。

TF = (str1 ~= chr)
TF = 2x3 logical array

   1   0   1
   1   1   1

str1(TF)
ans = 5x1 string array
    "Mercury"
    "Skylab"
    "Skylab B"
    "Apollo"
    "International Space Station"

2 つの非スカラー string 配列を比較します。2 つの非スカラー配列を比較する場合、それらは同じサイズでなければなりません。

str2 = ["Mercury","Mars","Apollo";...
        "Jupiter","Saturn","Neptune"];
TF = (str1 == str2)
TF = 2x3 logical array

   1   0   1
   0   0   0

str1 にインデックスを付けて一致を抽出します。

str1(TF)
ans = 2x1 string array
    "Mercury"
    "Apollo"

その他の関係演算子を使用した string 配列の比較

文字列は、関係演算子 >>=< および <= を使用して比較することもできます。大文字で始まる文字列は、小文字で始まる文字列より順番が前になります。たとえば、文字列 "ABC" は、"abc" より小さくなります。数字と一部の句読点も、文字より前になります。

"ABC" < "abc"
ans = logical
   1

> 演算子を使用して、名前を含む string 配列を、別の名前と比較します。Sanchezde PonteNash の名前は、それぞれ Matthews より後に来ます。これは、SdN はすべて M より大きいからです。

str = ["Sanchez","Jones","de Ponte","Crosby","Nash"]; 
TF = (str > "Matthews")
TF = 1x5 logical array

   1   0   1   0   1

str(TF)
ans = 1x3 string array
    "Sanchez"    "de Ponte"    "Nash"

string 配列の並べ替え

string 配列を並べ替えることができます。MATLAB® では、UTF-16 文字エンコード スキームを使用して、文字を Unicode® として格納します。文字配列と string 配列は UTF-16 コード ポイント順に基づいて並べ替えられます。ASCII 文字でもある文字の場合、この順序では大文字が小文字よりも前になることを意味します。数字と一部の記号も文字より前にあります。

string 配列 str を並べ替えます。

sort(str)
ans = 1x5 string array
    "Crosby"    "Jones"    "Nash"    "Sanchez"    "de Ponte"

2 行 3 列の string 配列を並べ替えます。関数 sort は、各列ごとに個別に要素を並べ替えます。

sort(str2)
ans = 2x3 string array
    "Jupiter"    "Mars"      "Apollo" 
    "Mercury"    "Saturn"    "Neptune"

各行の要素を並べ替えるには、2 番目の次元に沿って str2 を並べ替えます。

sort(str2,2)
ans = 2x3 string array
    "Apollo"     "Mars"       "Mercury"
    "Jupiter"    "Neptune"    "Saturn" 

文字ベクトルの比較

文字ベクトルと文字ベクトルの cell 配列を相互に比較できます。関数 strcmp を使用して 2 つの文字ベクトルを比較するか、strncmp を使用して最初の N 個の文字を比較します。また、strcmpistrncmpi を使用して、大文字と小文字を区別しないで比較することもできます。

関数 strcmp を使用して 2 つの文字ベクトルを比較します。chr1chr2 は等しくありません。

chr1 = 'hello';
chr2 = 'help';
TF = strcmp(chr1,chr2)
TF = logical
   0

MATLAB の strcmp は、C バージョンの strcmp とは異なることに注意してください。C バージョンの strcmp は、2 つの文字配列が異なるときではなく、同じときに 0 を返します。

関数 strncmp を使用して最初の 2 文字を比較します。両方の文字ベクトルが he で始まるので、TF1 です。

TF = strncmp(chr1,chr2,2)
TF = logical
   1

文字ベクトルの cell 配列 2 つを比較します。strcmp は、cell 配列と同じサイズの logical 配列を返します。

C1 = {'pizza'; 'chips'; 'candy'};
C2 = {'pizza'; 'chocolate'; 'pretzels'};
strcmp(C1,C2)
ans = 3x1 logical array

   1
   0
   0

string 配列および文字配列内の文字の検査

関数 isstrpropisletterisspace を使用して、string 配列または文字配列内の文字を検査できます。

  • isstrprop は string 配列または文字配列内の文字を検査。

  • 関数 isletter および isspace は文字配列内のみの文字を検査。

文字ベクトル内のどの文字が空白文字かを特定します。isspace は、chr と同じサイズの logical ベクトルを返します。

chr = 'Four score and seven years ago';
TF = isspace(chr)
TF = 1x30 logical array

   0   0   0   0   1   0   0   0   0   0   1   0   0   0   1   0   0   0   0   0   1   0   0   0   0   0   1   0   0   0

関数 isstrprop は、文字がもつ多くの異なる特性をクエリできます。isstrprop では、string または文字ベクトル内の文字が、文字、英数字、10 進数、16 進数、または句読点であるかどうかを判別できます。

文字列内のどの文字が句読点であるかを特定します。isstrprop は、str 内の文字数と同じ長さの logical ベクトルを返します。

str = "A horse! A horse! My kingdom for a horse!"
str = 
"A horse! A horse! My kingdom for a horse!"
isstrprop(str,"punct")
ans = 1x41 logical array

   0   0   0   0   0   0   0   1   0   0   0   0   0   0   0   0   1   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   0   1

文字ベクトル chr 内のどの文字がアルファベット文字であるかを特定します。

isstrprop(chr,"alpha")
ans = 1x30 logical array

   1   1   1   1   0   1   1   1   1   1   0   1   1   1   0   1   1   1   1   1   0   1   1   1   1   1   0   1   1   1

参考

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関連するトピック