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anynan

いずれかの配列要素が NaN であるかどうかを判別

R2022a 以降

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構文

TF = anynan(A)

説明

例

TF = anynan(A) は、A の少なくとも 1 つの要素が NaN である場合に logical 1 (true) を返します。いずれの要素も NaN でない場合は 0 (false) を返します。

A に複素数が含まれる場合、anynan(A) は少なくとも 1 つの要素の実数部または虚数部が NaN であれば 1 を返します。

例

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ライブ スクリプトを開く

行ベクトル A を作成します。A の少なくとも 1 つの要素が NaN であるかどうかを判別します。

A = 0./[-2 -1 0 1 2]
A = 1×5

     0     0   NaN     0     0


TF = anynan(A)
TF = logical
   1

A の少なくとも 1 つの要素が NaN であるため、anynan は logical 1 (true) を返します。

別の行ベクトル B を作成します。B の少なくとも 1 つの要素が NaN であるかどうかを判別します。

B = [-2 -1 1 2]/0
B = 1×4

  -Inf  -Inf   Inf   Inf


TF = anynan(B)
TF = logical
   0

B のいずれの要素も NaN でないため、anynan は logical 0 (false) を返します。

ライブ スクリプトを開く

行列を作成し、その少なくとも 1 つの要素が NaN であるかどうかを判別します。

A = [0 0 3;0 0 3;0 0 NaN]
A = 3×3

     0     0     3
     0     0     3
     0     0   NaN


TF = anynan(A)
TF = logical
   1
ライブ スクリプトを開く

3 次元配列を作成し、その少なくとも 1 つの要素が NaN であるかどうかを判別します。

A(:,:,1) = [2 1; 3 5];
A(:,:,2) = [0 0; 0 Inf];
A(:,:,3) = [-2 9; 4 1]
A = 
A(:,:,1) =

     2     1
     3     5


A(:,:,2) =

     0     0
     0   Inf


A(:,:,3) =

    -2     9
     4     1


TF = anynan(A)
TF = logical
   0

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

例: [pi NaN Inf -Inf]

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | duration | calendarDuration
複素数のサポート: あり

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2022a で導入

参考

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トピック