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多角形の関心領域
Polygon
オブジェクトは多角形の関心領域 (ROI) です。
ROI を描画するには、カーソルを座標軸に配置し、ポインターをクリック アンド ドラッグして形状を作成します。ラインの描画中に、クリックして頂点を作成します。ダブルクリックすると、描画が終了して多角形が閉じます。キーボード ショートカットを含む、この ROI の使用方法の詳細は、Tips
を参照してください。
Polygon
オブジェクトを作成するには、作成関数 images.roi.Polygon
を使用します。オブジェクトを作成した後、オブジェクト関数 draw
を呼び出して描画を開始します。便宜上、関数 drawpolygon
を使用して Polygon
ROI を作成することもできます。関数 drawpolygon
は ROI オブジェクトを作成し、オブジェクト関数 draw
を自動的に呼び出します。
は、既定のプロパティを使用して roi
= images.roi.Polygonimages.roi.Polygon
オブジェクトのインスタンスを作成します。
は、roi
= images.roi.Polygon(ax
)ax
で指定される座標軸に ROI を作成します。
は、名前と値のペアを使用してプロパティを設定します。たとえば、roi
= images.roi.Polygon(___,Name,Value
)images.roi.Polygon('Color','y')
は Polygon
オブジェクトの色を黄色に設定します。複数の名前と値のペアを指定できます。各プロパティ名を一重引用符で囲みます。
addlistener | イベント ソースにバインドされたイベント リスナーの作成 |
beginDrawingFromPoint | 指定された点からの ROI の描画の開始 |
bringToFront | Axes のスタックの順番の最前面への ROI の移動 |
createMask | ROI からのバイナリ マスク イメージの作成 |
draw | 対話形式による ROI の描画の開始 |
inROI | 点が ROI 内にあるかどうかのクエリ |
reduce | ROI の点の密度の削減 |
wait | ROI の操作が完了するまで MATLAB コマンド ラインをブロック |
ROI は、キーボード ショートカットを含む以下の対話性をサポートします。
動作 | キーボード ショートカット |
---|---|
描画したラインを 15 度間隔でスナップさせる。 | 描画中に Shift キーを押したままにします。 |
ROI の描画を終了する (閉じる)。 | ダブルクリックします。これにより、ポインターの位置に新しい頂点が追加され、最初の頂点までラインが描画され、多角形が閉じます。 Enter キーを押します。これにより、ポインターの位置に新しい頂点が追加され、最初の頂点までラインが描画され、多角形が閉じます。 右クリックします。これにより、新しい頂点は追加されませんが、前の頂点から多角形が閉じます。 最初の頂点にポインターを配置して、クリックします。 |
ROI の描画をキャンセルする。 | Esc キーを押します。関数は Position フィールドが空の有効な ROI オブジェクトを返します。 |
新しい頂点を ROI に追加する。 | ROI のエッジ上にポインターを配置し、ダブルクリックします。 ROI のエッジ上にポインターを配置し、右クリックして表示されたコンテキスト メニューから [頂点の追加] を選択します。 |
最後に追加した頂点を削除し、描画を続ける。 | Backspace キーを押します。関数は、前の頂点からポインターの現在の位置までラインを再描画します。戻ることができるのは、描画した最初の頂点までです。 |
ROI をサイズ変更 (形状変更) する。 | 頂点にポインターを配置し、クリック アンド ドラッグします。 多角形に新しい頂点を追加し、クリック アンド ドラッグします。 頂点を削除します。ROI は、2 つの隣接する頂点を結ぶラインを再描画します。 |
ROI を移動する。 | ROI 上にポインターを配置します。多角形の (頂点上ではなく) エッジ上にカーソルを置きます。ポインターが花形に変わります。クリック アンド ドラッグして ROI を移動します。 |
ROI を削除する。 | ポインターを ROI に配置し、右クリックして表示されたコンテキスト メニューから [多角形の削除] を選択します。delete オブジェクト メソッドを使用して、プログラムによって ROI を削除することもできます。 |
App Designer を使って作成したアプリで ROI を使用する方法の詳細は、App Designer を使って作成したアプリでの ROI の使用を参照してください。
AssistedFreehand
| Circle
| Crosshair
| Cuboid
| drawpolygon
| Ellipse
| Freehand
| Line
| Point
| Polyline
| Rectangle