cpselect
コントロール ポイント選択ツール
構文
説明
コントロール ポイント選択ツールを使用すると、2 次元イメージのペア内でコントロール ポイントを対話的に選択したり変更したりできます。

cpselect( は、コントロール ポイント選択ツールを起動します。このツールにより、2 つの関連するイメージの中のコントロール ポイントが選択できます。moving,fixed)moving は、fixed イメージの座標系に合わせて歪められるイメージです。
コントロール ポイント選択ツールが開いたら、マウスを使用して対話的にコントロール ポイントを追加、移動、および削除できます。コントロール ポイントの変更が完了したら、[ファイル] メニューから [ワークスペースにポイントをエクスポート] を選択して、コントロール ポイントをワークスペースにエクスポートします。このツールは、選択された有効な移動および固定のコントロール ポイントの組の座標を 2 つの数値ベクトルで返すことができます。また、このツールは、すべての選択されたコントロール ポイントとインデックス情報を cpstruct 構造体で返すことができます。この構造体にはツールの状態が保存されるため、ツールを後で再開できます。ツールの使用方法の詳細については、一致させるコントロール ポイントのペアの選択を参照してください。
cpselect( は、有効な移動および固定のコントロール ポイントの組の初期セット moving,fixed,initialMovingPoints,initialFixedPoints)initialMovingPoints と initialFixedPoints を使用して、コントロール ポイント選択ツールを開始します。
cpselect( は、moving,fixed,cpstruct_in)cpstruct_in に格納されたコントロール ポイントの初期セットとインデックス情報を使用して、コントロール ポイント選択ツールを開始します。この構文を使用して、以前に保存した状態からコントロール ポイント選択ツールを再開します。
は、コントロール ポイント選択ツールのハンドル h = cpselect(___)h を返します。close(h) コマンドを使用すると、コマンド ラインからツールを閉じることができます。
は、コントロール ポイント選択ツールへのハンドル h = cpselect(___,"Wait",false)h を返します。close(h) 構文を使用すると、コマンド ラインからツールを閉じることができます。"Wait" を true として設定するのとは異なり、この構文では、MATLAB® の他のプログラムと同時に cpselect を実行できます。
[ は、コントロール ポイントの選択を終了するまで、MATLAB コマンド ラインを制御します。コントロール ポイントの選択を終了したら、ツールを終了してワークスペースに戻ります。selectedMovingPoints,selectedFixedPoints] = cpselect(___,"Wait",true)cpselect は、選択された有効な移動および固定のコントロール ポイントの組の座標を selectedMovingPoints と selectedFixedPoints で返します。
例
入力引数
出力引数
詳細
ヒント
スクリプトで
cpselectを呼び出す際には'Wait'オプションをtrueに指定します。'Wait'オプションを使用すると、コントロール ポイントが選択されて返されるまで、cpselectによって MATLAB コマンド ラインがブロックされます。'Wait'オプションが使用されない場合は、cpselectは直ちに制御を返し、スクリプトはコントロール ポイントを選択する時間を待たずに続行します。また、'Wait'オプションが使用されなければ、cpselectは戻り値としてコントロール ポイントを返しません。
バージョン履歴
R2006a より前に導入


