協調シミュレーション用の HDL コードをインポートする準備をする

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HDL コードのインポート機能

HDL Verifier™コシミュレーションウィザードを使用すると、任意のソースから既存の HDL コードを取得し、それを使用してMATLAB^®コンポーネントまたはテストベンチ関数System object™を作成できます。 $、またはSimulink^® HDL Cosimulationブロック。これらの協調シミュレーションインターフェイスのいずれかを使用して、サポートされている HDL シミュレーターとの協調シミュレーションを行うことができます。サポートされている EDA ツールとハードウェアを参照してください。

ウィザードの実行が終了したら、生成された協調シミュレーションインターフェイスで不足している部分をいくつか完了する必要があります。たとえば、 MATLAB関数を指定した場合、生成されたスクリプトにはいくつかの単純なポート I/O 命令と空のルーチンが含まれており、HDL コシミュレーションを実行する前にこれらを入力する必要があります。

知っておくべきこと

インポートする HDL コードについて次のことを理解している必要があります。

ブロックまたは関数の作成に使用する HDL ファイルまたはコンパイルスクリプトの名前
サポートされているデータ型 (HDL)/ MATLAB/ Simulink
SimulinkブロックとMATLAB System object の場合:
- 協調シミュレーションに使用される最上位モジュールの名前
- 出力ポートのタイプとサンプル時間
- クロックとリセットがあるかどうか、それらのどれを使用するか、およびタイミングパラメーター
- タイムスケール
MATLAB関数の場合:
- コンポーネント関数かテストベンチ関数、あるいはその両方を作成するかどうか
- コールバックをトリガーする方法 (立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ、繰り返し、感度)

Simulinkブロックの場合、生成された協調シミュレーションインターフェイスブロックを受け取る宛先モデルも必要です。

コシミュレーションウィザードが知っておくべきこと

コシミュレーションウィザードのガイドに従って、この情報を指定します (一部の情報は、作成するコシミュレーションインターフェイスのタイプによって異なります)。

協調シミュレーションのタイプ (MATLAB、 MATLAB System object、またはSimulink)
どの HDL シミュレータを使用するか
インクルードする HDL ファイルとコンパイル手順
HDLモジュール情報
コールバックの詳細
入出力ポートの詳細
クロックおよびリセット情報と HDL シミュレーターの開始時間の調整

HDL コードのインポートワークフロー

始める準備ができたら:

Vivado^®、 ModelSim^®、またはXcelium™シミュレーターを閉じます。
MATLABコマンドプロンプトからコシミュレーションウィザードを開きます。
```
cosimWizard
```
作成するコシミュレーションインターフェイスに固有のワークフローに従います。

コシミュレーションウィザードのナビゲーション

各選択ペインには、ステータスウィンドウとナビゲーションオプションがあります。

ステータスウィンドウには、選択した現在のオプションが表示されます。ここにも警告が表示されます。
[Help]をクリックして、この HDL コードインポートトピックを表示します。
Cancelをクリックして、コシミュレーションコンポーネントを作成せずにコシミュレーションウィザードを終了します。
BackおよびNextをクリックして、それぞれアプリケーション内を前後に移動します。現在のステップに関するすべての情報を入力した後でのみ先に進むことができることに注意してください。

コシミュレーションウィザードの最後のステップでは、関数スクリプト、System object、またはブロックを生成し、指定された HDL シミュレーターを起動します。

関数またはSystem objectを選択すると、 MATLABエディタが開き、未完成のスクリプトまたはSystem objectが編集可能な状態で開きます。
ブロックを選択すると、 Simulinkが開き、無題のモデル内に新しいブロックが表示されます。

コシミュレーションウィザードの制限事項

HDL Cosimulationブロックまたは System objectSimulinkを作成する場合、アクセスできるのは最上位の I/O ポートのみです。 HDL 設計。設計の複数のレベルで協調シミュレーションを行う場合、このアプリケーションを使用してHDL CosimulationブロックまたはSystem objectを設定することはできません。
複数のHDL Cosimulationブロックを作成したり、生成された複数のHDL Cosimulationブロックを同じモデル内で使用したりすることはできません。これは主に、HDL デザインの最上位レベルにしかアクセスできないためです。追加のブロックは必要ありません。