Normalized Reciprocal HDL Optimized
正規化逆数を計算して最適化された HDL コードを生成
- ライブラリ:
Fixed-Point Designer HDL Support / Math Operations
説明
Normalized Reciprocal HDL Optimized ブロックは u の正規化逆数を計算します。0.5 < |y| ≤ 1 および 2ey = 1/u となる y および t として返されます。
u = 0 で u が固定小数点データ型またはスケーリングされた double データ型の場合、y = 2 – eps(y) で e = 2nextpow2(w) – w + f です。ここで
w
は u の語長、f は u の小数部の長さです。u = 0 で u が浮動小数点データ型の場合、y =
Inf
で t = 1 です。
端子
入力
出力
アルゴリズム
Normalized Reciprocal HDL Optimized ブロックは、二分探索を使用する入力を正規化することで機能します。二分探索のレイテンシは入力の語長の約 log2、それに続く CORDIC 逆数カーネルのレイテンシは入力の語長とほぼ同じです。
Normalized Reciprocal HDL Optimized ブロックは、常にデータを受け入れる準備ができています。最初のレイテンシの後、サンプルごとに有効なサンプルが出力されます。固定小数点入力 u のサンプルのレイテンシは次のとおりです。
D = ceil(log2(u.WordLength)) + u.WordLength + 5