mrdivide, /

行列の右除算

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構文

X = A/b
X = mrdivide(A, b)

説明

X = A/b は行列の右除算を実行します。

例

X = mrdivide(A, b) は X = A/b を実行するための代替方法です。

例

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ライブ スクリプトを開く

以下の例では、fi オブジェクトの 3 行 3 列の魔方陣でスラッシュ演算子 (/) を使用して行列の右除算を行います。分子入力が fi オブジェクトなので、分母入力 b はスカラーでなければなりません。

A = fi(magic(3))
A = 
     8     1     6
     3     5     7
     4     9     2

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 11

b = fi(3,1,12,8)
b = 
     3

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 12
        FractionLength: 8

X = A/b
X = 
    2.6250    0.3750    2.0000
    1.0000    1.6250    2.3750
    1.3750    3.0000    0.6250

          DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling
            Signedness: Signed
            WordLength: 16
        FractionLength: 3
ライブ スクリプトを開く

いずれの入力も fi オブジェクトでない場合、行列の右除算を行うことができます。行列の次元は行列の除算と互換性がなければなりません。

A = [2, 3, 1; 0, 8, 4; 1, 1, 0]
A = 3×3

     2     3     1
     0     8     4
     1     1     0


B = [7, 6, 6; 1, 0, 5; 9, 0, 4]
B = 3×3

     7     6     6
     1     0     5
     9     0     4


X = mrdivide(A,B)
X = 3×3

    0.5000   -0.2927   -0.1341
    1.3333    0.0325   -1.0407
    0.1667   -0.2033    0.0041

入力引数

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分子。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。片方または両方の入力が fi オブジェクトの場合、b はスカラーでなければなりません。b がスカラーのとき、mrdivide は rdivide と等価です。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | fi
複素数のサポート: あり

分母。実数のスカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。片方または両方の入力が fi オブジェクトの場合、b はスカラーでなければなりません。b がスカラーのとき、mrdivide は rdivide と等価です。

どちらの入力も fi オブジェクトではない場合、入力行列のサイズは行列の除算と互換性がなければなりません。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | fi

出力引数

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解。分子入力 A と同じ次元をもつ配列として返されます。A が複素数のとき、A の実数部と虚数部は b で別々に除算されます。

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2009a で導入

参考

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