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Simulink での浮動小数点の指定
単精度、半精度などの浮動小数点データ型を指定して使用する
単精度数は 32 ビットのみを使用するため倍精度数より必要メモリが少なくて済みますが、浮動小数点演算から多くの利点が得られます。半精度データ型は 16 ビットのメモリしか占有しませんが、その浮動小数点表現を使ってこのデータ型で同じサイズの整数データ型または固定小数点データ型よりも広いダイナミック レンジを処理できます。
クラス
Simulink.NumericType | 浮動小数点、整数、または固定小数点データ型の指定 |
target.FloatingPointDataType | ターゲット ハードウェア用にコンパイラで実装する浮動小数点データ型を記述する (R2021b 以降) |
関数
ssGetDataTypeIsDoubleSingleorHalf | 登録されたデータ型が倍精度か、単精度か、半精度データ型かを判定 (R2020b 以降) |
ssGetDataTypeIsHalfPrecision | 登録されたデータ型が半精度データ型であるかどうかを判定 (R2020b 以降) |
ssRegisterDataTypeHalfPrecision | 半精度データ型を登録し、そのデータ型 ID を返す (R2020b 以降) |
target.add | ターゲット オブジェクトを内部データベースに追加 |
target.create | ターゲット オブジェクトを作成 |
target.get | 内部データベースからのターゲット オブジェクトの取得 |
target.remove | 内部データベースからのターゲット オブジェクトの削除 |
名前空間
target | ターゲット ハードウェア情報とビルド ツール情報の管理 |
トピック
- 半精度とは
MATLAB® と Simulink® の半精度データ型の概要。
- Simulink の半精度データ型
半精度データ型がサポートされる Simulink ソフトウェアの機能。
- Generate Native Half-Precision C Code from Simulink Models
Generate C code for embedded hardware targets that natively supports half precision floating-point data types.