Digital Filter Design
デジタル FIR および IIR フィルターの設計と実装
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説明
このブロックを使用して、浮動小数点フィルターの設計、解析および効率的な実装を行います。
Digital Filter Design ブロックは、フィルター デザイナー (filterDesigner
) アプリを使用して設計したデジタル有限インパルス応答 (FIR) または無限インパルス応答 (IIR) フィルターを実装します。このブロックは、Discrete FIR Filter または Biquad Filter ブロックと同じフィルター実装を行います。
[入力処理] パラメーターを設定して、ブロックが入力処理をフレームベースで行うか、またはサンプルベースで行うかを指定しなければなりません。ブロックは、指定されたフィルターを離散時間入力信号の各チャネルに適用し、結果を出力します。ブロックの出力は、Discrete FIR Filter または Biquad Filter ブロック、および MATLAB® の関数 filter
の出力と数値的に一致します。詳細については、フィルター デザイナー入門を参照してください。
次のブロックは、デジタル フィルターの実装も行いますが、目的が少し異なります。
Discrete FIR Filter (Simulink) および Biquad Filter — 既に設計されている浮動小数点または固定小数点フィルターを効率的に実装するために使用します。これらのブロックは、Digital Filter Design ブロックとまったく同じようにフィルター実装を行います。
Filter Realization Wizard — Sum、Gain、Unit Delay ブロックから作成された浮動小数点または固定小数点フィルターを実装するために使用します。このブロック内のフィルターを設計することもできますが、他で設計したフィルターの係数をインポートすることもできます。
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
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直達 |
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多次元信号 |
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可変サイズの信号 |
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ゼロクロッシング検出 |
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詳細
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入