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trajectory
ドライビング シナリオでアクターまたは車両の軌跡を作成
構文
説明
trajectory(
は、一連のウェイポイントから、アクターまたは車両 ac
,waypoints
)ac
の軌跡を作成します。
メモ
関数 trajectory は、ウェイポイント間で加速度に不連続性がある軌跡を生成するため、加加速度が大きくなります。滑らかで加加速度の制限された軌跡を生成するには、代わりに関数 smoothTrajectory
を使用します。
例
入力引数
アルゴリズム
関数 trajectory
は、シナリオ内でアクターが従う軌跡を作成します。軌跡は、オブジェクトが従うパスと、パスに沿ったオブジェクトの速度で構成されます。パスは、N 個の 2 次元または 3 次元のウェイポイントを使用して指定します。ウェイポイント間の N – 1 個のセグメントはそれぞれ曲線を定義し、その曲率はセグメントに沿って、距離に対して直線的に変化します。関数は、ウェイポイントの両側の曲率を一致させることにより、区分的な "クロソイド" 曲線をウェイポイントの (x, y) 座標に近似します。閉じていない曲線の場合、最初と最後のウェイポイントの曲率はゼロです。最初と最後のウェイポイントが一致する場合は、端点の前後の曲率が一致します。軌跡の z 座標は、形状維持区分的 3 次曲線を使用して内挿されます。
生成される軌跡は、ウェイポイント間の各セグメントの区分的な等加速度プロファイルとなります。これらのセグメントの間には、加速度の不連続性があります。加速度の不連続性を回避するには、代わりに関数 smoothTrajectory
を使用して軌跡を生成します。
バージョン履歴
R2018a で導入