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C++ 共有ライブラリの統合

パッケージ化された MATLAB® 関数を C++ アプリケーションに統合する

MATLAB Compiler SDK™ は、C++ アプリケーション内で MATLAB 関数をデプロイする 2 つの方法を提供します。

  • MATLAB データ API を使用して C++ アプリケーションにデプロイする (C++11) (R2018a 以降)

  • mwArray API を使用して C++ アプリケーションにデプロイする (C++03)

MATLAB コードを C++ アプリケーションにデプロイする 2 つのオプションのうち、MATLAB データ API を使用する方が最近の新しいオプションであり、次の利点があります。

  • データ コピー操作が最小限になります。

  • MATLAB Runtime インスタンスおよびアーカイブ内の MATLAB 関数ライブラリのライフサイクルを明示的に管理する必要がありません。これは、それらを終了するフェイルセーフの手段が C++ API に用意されているためです。

  • Runtime インスタンスは、C++ アプリケーションについてインプロセスまたはアウトプロセスで実行できます。デプロイされた MATLAB 関数は同期的または非同期的に実行できます。

  • C++11 の機能、タイプセーフティ、およびマルチスレッドセーフティがサポートされます。

  • MATLAB コードの厳密な型がサポートされます。

  • 複素数データが、R2018a 以降の MATLAB の内部および C++ 言語で使用されるのと同じインターリーブされた形式で格納されます。これにより、内部での変換が不要になります。

MathWorks® では、MATLAB データ API を使用して C++ にデプロイすることを推奨しています。ただし、プロジェクトに適したデプロイ オプションの選択については、Choosing C++ Deployment Optionを参照してください。

MATLAB Runtime は、C++ アプリケーションを実行するマシンにインストールして設定する必要があります。詳細については、MATLAB Runtime のインストールと構成を参照してください。

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