Main Content

C++ 共有ライブラリの統合

パッケージ化された MATLAB® 関数を C++ アプリケーションに統合する

MATLAB Compiler SDK™ は、C++ アプリケーション内で MATLAB 関数をデプロイする 2 つの方法を提供します。

  • MATLAB データ API を使用して C++ アプリケーションにデプロイする

    この方法では、MATLAB 関数を含むアーカイブを作成し、C++ アプリケーション内にデプロイします。C++ アプリケーションと、デプロイされた MATLAB 関数が含まれたアーカイブとのインターフェイスとして C++ 用の MATLAB Compiler SDK API を使用します。MATLAB データ API を使用して、C++ アプリケーションとデプロイされた MATLAB 関数間のデータ交換を処理します。これは R2018a で導入されました。

  • mwArray API を使用して C++ アプリケーションにデプロイする

    この方法では、デプロイする MATLAB 関数から C++ 共有ライブラリおよびヘッダー ファイルを作成します。C++ アプリケーションとデプロイされた MATLAB 関数とのインターフェイスとして C++ 用のレガシ MATLAB Compiler SDK API を使用します。mwArray API を使用して、C++ アプリケーションとデプロイされた MATLAB 関数間のデータ交換を処理します。これは R2013b で導入されました。

MATLAB Runtime は、C++ アプリケーションを実行するマシンにインストールして設定する必要があります。

MATLAB Compiler SDK にはデプロイされた MATLAB 関数を操作するための 2 つの C++ API が用意されているため、2 つの API は、C++ アプリケーションとデプロイされた MATLAB 関数間でデータを交換するために使用する API に基づいて区別されます。

MathWorks® では、MATLAB データ API とともに C++ 用の MATLAB Compiler SDK API を使用することをお勧めします。

Difference between two C++ APIs for deploying MATLAB functions.

カテゴリ