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Phase/Frequency Offset

位相と周波数のオフセットを複素ベースバンド信号に適用する

ライブラリ

RF 損失

説明

Phase/Frequency Offset ブロックは、入力信号に位相と周波数のオフセットを適用します。

ブロックは、入力信号から出力データ型を継承します。入力信号が u(t) であると、出力信号は次のようになります。

y(t)=u(t)(cos(2π0tf(τ)dτ+φ(t))+jsin(2π0tf(τ)dτ+φ(t))),

ここで、

f(t) = 周波数オフセット

φ(t) = 位相オフセット

離散時間出力は、次のようになります。

y(0)=u(0)(cos(φ(0))+jsin(φ(0))) and y(i)=u(i)(cos(2πn=0i1f(n)Δt+φ(i))+jsin(2πn=0i1f(n)Δt+φ(i))),

ここで、

Δt = サンプル時間

このブロックは、データ型 double または single の実数入力または複素数入力を受け入れます。

位相オフセット

ブロックは、[Phase offset] パラメーターで指定された入力信号への位相オフセットを適用します。

周波数オフセット

ブロックは、[Frequency offset] パラメーターで指定された入力信号への周波数オフセットを適用します。または、[Frequency offset from port] を選択すると、Frq 入力端子によってオフセットがブロックに適用されます。周波数オフセットは、スカラー値、データ入力の行または列と同じ数のベクトル、またはデータ入力と同じサイズの行列にしなければなりません。詳細は、相互に依存するパラメーター端子の次元を参照してください。

ブロックのパラメーターを変更する効果は、16 値直交振幅変調 (QAM) によって変調された信号の次の散布図で示されています。Phase/Frequency Offset ブロックの効果のない通常の 16 値 QAM コンスタレーションは、最初の散布図に示されています。

次の図は、[Phase offset]20 に設定し、[Frequency offset]0 に設定した Phase/Frequency Offset ブロックから 16 値 QAM で変調された出力信号の散布図を示しています。

コンスタレーションの各点が反時計回りに 20 度回転することを確認してください。

[Frequency offset]2 に、[Phase offset]0 に設定した場合、コンスタレーションの点の角度は時間が経つにつれ、線形に変化します。これによって、散布図の点は、次の図に示すように放射状にシフトします。

散布図のすべての点は元のコンスタレーションの点と同じ大きさであることに注意してください。

このプロットを生成するモデルの説明は、信号を歪める RF 損失の表示を参照してください。

相互に依存するパラメーター端子の次元

次元数データ I/O 次元フレーム サイズチャネル数周波数/位相オフセット パラメーター次元周波数位相入力端子次元
任意スカラー11スカラースカラー
2M 行 1 列M1M 行 1 列、1 行 M 列、1 行 1 列M、M 行 1 列、1、1 行 1 列
21 行 N 列1NN 行 1 列、1 行 N 列、1 行 1 列N、1 行 N 列、1 行 1 列
2M 行 N 列MNM 行 N 列、N 行 1 列、1 行 N 列、M 行 1 列、1 行 M 列、1 行 1 列 M 行 N 列、N、1 行 N 列、1 行 1 列、M、M 行 1 列
  • スカラー オフセット パラメーターを指定すると、ブロックは入力信号のすべての要素に同じオフセットを適用します。

  • 2 行 3 列の入力信号に 2 行 1 列のオフセット パラメーターを指定すると (サンプルごとに 1 つのオフセット値)、ブロックは 3 つのチャネルにわたって同じサンプル オフセットを適用します。

  • 2 行 3 列の入力信号に 1 行 3 列のオフセット パラメーターを指定すると (チャネルごとに 1 つのオフセット値)、同一のチャネル オフセットが 1 つのチャネルの 2 つのサンプルにわたって適用されます。

  • 2 行 3 列の入力信号に 2 行 3 列のオフセット パラメーターを指定すると (各チャネルのサンプルごとに 1 つのオフセット値)、オフセットは要素単位で入力信号に適用されます。

パラメーター

Frequency offset from port

このオプションを選択すると、周波数オフセット情報を入力できるブロックで端子を開きます。

Frequency offset

Hz 単位で周波数を指定します。

このパラメーターはノーマル モード、アクセラレータ モード、およびラピッド アクセラレータ モードで調整可能です。Simulink® Coder™ ラピッド シミュレーション (RSIM) ターゲットを使用して RSIM 実行可能ファイルを作成する場合は、モデルを再コンパイルせずにパラメーターを調整できます。詳細については、『Simulink User's Guide』の調整可能なパラメーター (Simulink)を参照してください。

Phase offset

度単位で位相オフセットを指定します。

このパラメーターはノーマル モード、アクセラレータ モード、およびラピッド アクセラレータ モードで調整可能です。Simulink Coder ラピッド シミュレーション (RSIM) ターゲットを使用して RSIM 実行可能ファイルを作成する場合は、モデルを再コンパイルせずにパラメーターを調整できます。詳細については、『Simulink User's Guide』の調整可能なパラメーター (Simulink)を参照してください。

[Frequency offset] および [Phase offset] が両方ともベクトルまたは両方とも行列である場合、その次元 (ベクトル長、または行および列の数) は同じにしなければなりません。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

参考

ブロック

R2006a より前に導入