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comm.HelicalInterleaver
ヘリカル配列を用いた入力シンボルの並べ替え
説明
HelicalInterleaver
オブジェクトは、入力信号のシンボルを配列中でらせん状に配置し、その配列の行を出力端子に送信することで、入力信号内のシンボルを並べ替えます。
入力シンボルをらせん状にインターリーブするには、以下の手順に従います。
メモ
R2016b 以降では、step
メソッドを使用して、System object™ によって定義された演算を実行する代わりに、引数を関数であるかのように使ってオブジェクトを呼び出すことができます。たとえば、y = step(obj,x)
と y = obj(x)
は同等の演算を実行します。
構築
H = comm.HelicalInterleaver
は、ヘリカル インターリーバー System object H
を作成します。このオブジェクトは、入力信号の入力シンボルを配列中でらせん状に配置することで、入力信号の入力シンボルを並べ替えます。
H = comm.HelicalInterleaver(
は、指定された各プロパティを指定値に設定して、ヘリカル インターリーバー オブジェクト Name
,Value
)H
を作成します。(Name1
,Value1
,...,NameN
,ValueN
) のように、追加の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。
プロパティ
|
Number of columns in helical array ヘリカル配列の列数を正の整数スカラー値で指定します。既定の設定は |
|
入力シンボルの各グループのサイズ 入力シンボルの各グループのサイズを、正の整数スカラー値で指定します。既定の設定は |
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Helical array step size ヘリカル配列の該当列の、連続して入力されるグループ間を分離する行の数を指定します。このプロパティは正の整数スカラー値でなければなりません。既定の設定は |
|
ヘリカル配列の初期条件 ヘリカル配列に最初に格納される値を、数値のスカラー値で指定します。既定の設定は |
メソッド
step | ヘリカル配列を使用した入力シンボルの並べ替え |
例
アルゴリズム
このオブジェクトは、Helical Interleaver ブロックのリファレンス ページで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。オブジェクト プロパティはブロック パラメーターに対応します。
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入