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comm.DifferentialEncoder

差動符号化によるバイナリ信号の符号化

説明

DifferentialEncoder オブジェクトは、チャネル内のバイナリ入力信号を符号化します。出力は、現在の入力要素と以前の出力要素の論理差です。

差動符号化を使用したバイナリ信号は次により符号化します。

  1. 差動符号化器オブジェクトを定義および設定します。構築を参照してください。

  2. step を呼び出して、comm.DifferentialEncoder のプロパティに従い、バイナリ信号を符号化します。step の動作は、ツールボックスの各オブジェクト固有のものです。

メモ

R2016b 以降では、step メソッドを使用して、System object™ によって定義された演算を実行する代わりに、引数を関数であるかのように使ってオブジェクトを呼び出すことができます。たとえば、y = step(obj,x)y = obj(x) は同等の演算を実行します。

構築

H = comm.DifferentialEncoder は差動符号化器 System object H を作成します。このオブジェクトは、以前に符号化したデータとの論理差を計算することでバイナリ入力信号を符号化します。

H = comm.DifferentialEncoder(Name,Value) は、指定の各プロパティが指定の値に設定されたオブジェクト H を作成します。(Name1,Value1,...,NameN,ValueN) のように、のように、追加の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。

プロパティ

InitialCondition

初期出力を生成するために使用した初期値

実数スカラーとして初期条件を指定します。このプロパティには、論理値、数値、固定小数点 (embedded.fi オブジェクト) のデータ型の値を指定できます。既定の設定は 0 です。オブジェクトは、非バイナリ値をバイナリ信号として扱います。

メソッド

reset差分符号化器オブジェクトの状態のリセット
step差動符号化によるバイナリ信号の符号化
すべての System object に共通
release

System object のプロパティ値の変更の許可

すべて展開する

差動符号化器オブジェクトを作成します。

diffEnc = comm.DifferentialEncoder;

ランダムなバイナリ データを生成します。データを符号化します。

data = randi([0 1],10,1);
encData = diffEnc(data)
encData = 10×1

     1
     0
     0
     1
     0
     0
     0
     1
     0
     1

アルゴリズム

このオブジェクトは、Differential Encoder ブロックのリファレンス ページで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。オブジェクト プロパティはブロック パラメーターに対応しますが、以下の場合を除きます。

オブジェクトが単一チャネルの列ベクトル入力のみをサポートする。

拡張機能

R2012a で導入