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horn

通常または AI ベースのホーン アンテナの作成

説明

既定の horn オブジェクトは、約 15.86 GHz で共振し、標準ゲインが約 15.6 dBi の角錐ホーン アンテナです。既定のホーン アンテナは、10 GHz から 16 GHz の範囲の X-Ku 帯域で動作します。既定では、ホーン アンテナの給電点は、動作周波数が 7.87 GHz の WR-75 矩形導波管です。

ホーンの指定されたフレア角度、および導波管の寸法に対し、hornangle2size ユーティリティ関数を使用して、ホーンの等価フレア幅と等価フレア高を計算します。

通常の horn アンテナで全波 EM ソルバー ベースの解析を実行することも、horn タイプの AIAntenna を作成して AI ベースの解析を行い、設計空間を探索して用途に合わせてアンテナを調整することもできます。

作成

説明

h = horn は、既定のプロパティ値をもつ標準ゲインの通常の角錐ホーン アンテナを作成します。既定の寸法は、約 15.86 GHz の動作周波数に合わせて選択されています。

h = horn(PropertyName=Value) は、名前と値の引数を 1 つ以上使用してプロパティを設定します。PorpertyName はプロパティ名、Value は対応する値です。PropertyName1=Value1,...,PropertyNameN=ValueN のように、複数の名前と値の引数を任意の順番で指定できます。指定されなければ、プロパティは既定値を保持します。

たとえば、h = horn(FlareLength=0.2) は、フレアの長さが 0.2 m の標準ゲインの角錐ホーン アンテナを作成し、他のプロパティには既定値を設定します。

  • design 関数を使用して、目的の周波数で共振する通常の horn アンテナを作成することもできます。たとえば、12 GHz で共振する通常の horn アンテナを作成するには、次の構文を使用します。

    >> design(horn,12e9)
    
    このアンテナを解析するには、hornオブジェクト関数を使用します。従来の全波ソルバーを使用して horn アンテナを設計、調整、解析するには、このワークフローを使用します。

  • design 関数を使用して、目的の周波数で共振する AI ベースの horn アンテナを作成できます。従来の全波ソルバーの代わりに AI ベースのアンテナ モデルを使用することで、設計目標を満たすためのアンテナの微調整に必要なシミュレーション時間を大幅に短縮できます。horn タイプの AIAntenna オブジェクトを作成するには、design 関数の ForAI 引数を true に設定します。この機能を使用するには、Antenna Toolbox™ に加えて Statistics and Machine Learning Toolbox™ のライセンスが必要です。たとえば、12 GHz で共振する AI ベースの horn アンテナを作成するには、次の構文を使用します。

    >> design(horn,12e9,ForAI=true)
    
    AI ベースの horn アンテナは、通常の horn アンテナのWidthHeightFlareLengthFlareHeight、およびFeedHeightの各プロパティを調整可能なプロパティとして保持します。通常の horn アンテナの残りのプロパティは、AI ベースのバージョンでは読み取り専用プロパティに変換されます。調整可能なプロパティの上限と下限を見つけるには、tunableRanges 関数を使用します。

    このアンテナを解析するには、AIAntennaオブジェクト関数を使用します。AI ベースのモデルを使用して horn アンテナを設計、調整、解析するには、このワークフローを使用します。この AI ベースのアンテナから通常の horn アンテナを作成するには、exportAntenna 関数を使用します。

プロパティ

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ホーンのフレアの長さ。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常および AI ベースの horn アンテナの両方に設定できます。通常の horn アンテナの場合、FlareLength の値に上限と下限はありません。

AI ベースの horn アンテナの場合、FlareLength の値に上限と下限があります。上限値と下限値を取得するには、tunableRanges 関数を使用します。

例: 0.35

データ型: double

ホーンのフレアの幅。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。このプロパティは、AI ベースの horn アンテナでは読み取り専用です。

例: 0.2

データ型: double

ホーンのフレアの高さ。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常および AI ベースの horn アンテナの両方に設定できます。通常の horn アンテナの場合、FlareHeight の値に上限と下限はありません。

AI ベースの horn アンテナの場合、FlareHeight の値に上限と下限があります。上限値と下限値を取得するには、tunableRanges 関数を使用します。

例: 0.15

データ型: double

矩形導波管の長さ。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。このプロパティは、AI ベースの horn アンテナでは読み取り専用です。

例: 0.09

データ型: double

矩形導波管の幅。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常および AI ベースの horn アンテナの両方に設定できます。通常の horn アンテナの場合、Width の値に上限と下限はありません。

AI ベースの horn アンテナの場合、Width の値に上限と下限があります。上限値と下限値を取得するには、tunableRanges 関数を使用します。

例: 0.05

データ型: double

矩形導波管の高さ。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常および AI ベースの horn アンテナの両方に設定できます。通常の horn アンテナの場合、Height の値に上限と下限はありません。

AI ベースの horn アンテナの場合、Height の値に上限と下限があります。上限値と下限値を取得するには、tunableRanges 関数を使用します。

例: 0.0200

データ型: double

給電点の高さ。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常および AI ベースの horn アンテナの両方に設定できます。通常の horn アンテナの場合、FeedHeight の値に上限と下限はありません。

AI ベースの horn アンテナの場合、FeedHeight の値に上限と下限があります。上限値と下限値を取得するには、tunableRanges 関数を使用します。

例: 0.0050

データ型: double

給電点の幅。メートル単位のスカラーとして指定します。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。このプロパティは、AI ベースの horn アンテナでは読み取り専用です。

例: 5e-05

データ型: double

グランド プレーンの中心からの符号付きオフセット。メートル単位の 2 要素ベクトルとして指定します。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。このプロパティは、AI ベースの horn アンテナでは読み取り専用です。

例: [–0.0070 0.01]

データ型: double

導体として使用する金属のタイプ。metal オブジェクトとして指定します。MetalCatalog から金属を選択することも、任意の金属を指定することもできます。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。金属導体のメッシングの詳細については、Meshingを参照してください。

例: metal("Copper")

アンテナ給電点に追加する集中定数素子。lumpedElement オブジェクトとして指定します。アンテナ表面上の任意の位置に負荷を追加できます。既定では、負荷は給電点に配置されます。このプロパティは、通常の horn アンテナに対してのみ設定できます。

例: lumpedElement(Impedance=75)

アンテナの傾斜角 (度単位)。スカラーまたはベクトルとして指定します。詳細については、アンテナとアレイの回転を参照してください。

例: 90

例: Tilt=[90 90]TiltAxis=[0 1 0;0 1 1] は、ベクトルで定義された 2 つの軸を中心にアンテナを 90 度傾けます。

データ型: double

アンテナの傾斜軸。次のいずれかの値として指定します。

  • メートル単位の直交座標から成る 3 要素ベクトル。この場合、ベクトルの各座標は、原点を始点とし、x 軸、y 軸、z 軸上の指定された点に沿って配置されます。

  • 空間内の 2 つの点。直交座標から成る 2 つの 3 要素ベクトルに対応する 2 行 3 列の行列として指定します。この場合、アンテナは 2 つの点を結ぶ線を中心に回転します。

  • "x""y"、または "z"。それぞれ x 軸、y 軸、または z 軸を軸とした回転を表します。

詳細については、アンテナとアレイの回転を参照してください。

例: [0 1 0]

例: [0 0 0;0 1 0]

例: "Z"

データ型: double | string

オブジェクト関数

axialRatioアンテナまたはアレイの軸比を計算してプロットする
bandwidthCalculate and plot absolute bandwidth of antenna or array
beamwidthBeamwidth of antenna
chargeCharge distribution on antenna or array surface
currentCurrent distribution on antenna or array surface
designCreate antenna, array, or AI-based antenna resonating at specified frequency
efficiencyCalculate and plot radiation efficiency of antenna or array
EHfieldsElectric and magnetic fields of antennas or embedded electric and magnetic fields of antenna element in arrays
impedanceアンテナの入力インピーダンスまたはアレイの走査インピーダンスを計算してプロットする
infoDisplay information about antenna, array, or platform
memoryEstimateEstimate memory required to solve antenna or array mesh
meshGenerate and view mesh for antennas, arrays, and custom shapes
meshconfigChange meshing mode of antenna, array, custom antenna, custom array, or custom geometry
optimizeOptimize antenna and array catalog elements using SADEA or TR-SADEA algorithm
patternアンテナ、アレイ、またはアレイの組み込み素子の放射パターンをプロットする
patternAzimuthアンテナまたはアレイの方位面放射パターン
patternElevationアンテナまたはアレイの仰角面放射パターン
peakRadiationCalculate and mark maximum radiation points of antenna or array on radiation pattern
rcsCalculate and plot monostatic and bistatic radar cross section (RCS) of platform, antenna, or array
resonantFrequencyCalculate and plot resonant frequency of antenna
returnLossCalculate and plot return loss of antenna or scan return loss of array
showアンテナ、アレイ、AI ベースのアンテナ、プラットフォーム、または形状の表示
sparametersCalculate S-parameters for antenna or array
vswrCalculate and plot voltage standing wave ratio (VSWR) of antenna or array element

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既定のホーン アンテナを作成して表示します。

h = horn
h = 
  horn with properties:

    FlareLength: 0.1020
     FlareWidth: 0.0571
    FlareHeight: 0.0338
         Length: 0.0500
          Width: 0.0190
         Height: 0.0095
      FeedWidth: 1.0000e-04
     FeedHeight: 0.0048
     FeedOffset: [-0.0155 0]
      Conductor: [1×1 metal]
           Tilt: 0
       TiltAxis: [1 0 0]
           Load: [1×1 lumpedElement]

show(h)

Figure contains an axes object. The axes object with title horn antenna element, xlabel x (mm), ylabel y (mm) contains 3 objects of type patch, surface. These objects represent PEC, feed.

参照

[1] Balanis, Constantine A.Antenna Theory. Analysis and Design. 3rd Ed. New York: John Wiley and Sons, 2005.

バージョン履歴

R2016a で導入

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