MathWorks東京オフィスでの“仲間”づくり
加藤徳久, 文教営業部 シニアセールスアカウントマネジャー
加藤徳久, 文教営業部 シニアセールスアカウントマネジャー
私の仕事における楽しみの一つは、役職や職歴に関係なく、社内の魅力ある人たちとの思いがけないつながりができることです。多くの企業での営業部門では、個人プレーの側面を強調する傾向がありますが、MathWorksの営業チームは、アプリケーションエンジニア、トレーニングサービス、カスタマーサクセス、マーケティングのメンバーと協力し、個人ではなくチームで仕事を進めています。
また、同僚と仕事外でつながりを持つことも楽しんでいます。サルサダンスには、20年近く前から情熱を注いでいます。イベントやジムでは、インストラクターとして初心者を教えた経験があります。この趣味をMathWorksに広めたいという思いから、東京オフィスの同僚とサルサダンスチームを結成しました。コロナ禍以前は、毎週月曜日の終業後に集まり、共に楽しく練習していました。チームメンバーには、マーケティング、アプリケーションエンジニア、カスタマーサクセス、グローバリゼーション、コンサルティング、セールスなど、さまざまな部門のマネージャーやメンバーがいて、とても楽しい時間を過ごしていました。
年に一度行われる、世界中のオフィスからスタッフがボストンに集まる「セールスキックオフ」の際には、MIT(マサチューセッツ工科大学)のサルサダンスチームと一緒に練習をしました。ある年は、東京オフィスで開催したWinter Celebrationパーティーでデモンストレーションを披露しました。
私がMathWorksに入社したのは2009年、ちょうど日本で最初のMathWorksオフィスが設立された頃でした。入社までの道のりは紆余曲折ありました。商学部を経て法学部を卒業しましたが、大学院を卒業後、法律は自分には向いていないと判断し、法律関係の仕事ではなく、半導体関連の商社に営業として就職しました。セールスエンジニアとして電子計測器を販売していましたが、特に大学のお客様に実演することに楽しさを感じました。その後、半導体不況のあおりを受けてこの部門が閉鎖され、転職活動をしていたところ、MathWorksが東京支社を設立することを知りました。
入社当初は企業向けライセンスの営業として半導体関連企業を担当していましたが、半年ほどで文教営業部に異動しました。最初に営業職に就いた時に大学のお客様に営業するのが好きだったことを思い出し、この異動にワクワクしました。
Campus-Wide License を導入している大学での仕事を通じて、研究・教育・グローバル化に貢献しながら、キャリアアップをすることができます。
大学や高等専門学校がMATLABとSimulinkの全学ライセンスCampus-Wide Licensesの価値を認めた上で採用し、継続して利用いただくことを支援することが私の職務で、工学、理学、医学など幅広い研究分野の教職員や学生との接点があります。
Campus-Wide Licenseを導入している大学を支援することで、研究・教育・国際化に貢献しながら、キャリアアップの道を歩むことができます。
母校の早稲田大学で、何年もかけて提案したCampus-Wide Licenseが導入されたときは、達成感がありました。個人的にも長く関わってきた思い入れのある大学なので、アットホームな雰囲気を感じ、教職員との交流も楽しいです。
仕事内容に魅力を感じているだけでなく、社風も気に入っています。MathWorksでは、長時間働いたり、遅くまでオフィスに残ったりすることは推奨されておりません。また、休日や休暇を利用することが奨励されています。そのため、私は趣味や家族との時間を大切にすることができます。このように家族との時間を確保し、チームでの業務やダンスの練習などを通じて同僚と有意義なつながりを築くことは、私にとって大きなやりがいになっています。