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自動運転実用化に向けたホンダの取り組み

本田技研工業株式会社 横山 利夫

自動車業界は100年に一度の大変革の時代と言われ、産業構造が大きく変わる可能性が有る。特に自動運転の実用化については、交通事故の削減に加えて、高齢者や過疎地域の移動手段の確保、バスやトラック等の職業運転手の高齢化や少子化の影響によるドライバー不足対応等、社会の期待が大きい。その一方で実用化にあたっては、技術的な課題の解決(競争領域、協調領域)、法制度上の課題の解決や社会受容性の対応が必要である。本講演では、現在ホンダが実用化に向けて取り組んでいる技術を中心に、自動運転実用化に向け官民連携による日本の取り組みを紹介する。

公開年: 2020 年 9 月 28 日