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vision.VideoPlayer

ビデオの再生またはイメージの表示

説明

ビデオの再生またはイメージ シーケンスの表示を行います。

メモ

MATLAB® Coder™ 製品をお持ちの場合、この System object のインスタンスが生成される MATLAB コードから C または C++ コードを生成できます。その場合、スコープの System object は自動的に "外部" 変数として宣言されます。このようにして、関数 plot を使って Figure を表示するのと同じように、直接コードを生成せずにスコープを表示することができます。コード生成をサポートする System object の完全なリストについては、コード生成サポート、使用上の注意事項、および制限事項を参照してください。

作成

説明

videoPlayer = vision.VideoPlayer は、ビデオ フレームを表示するビデオ プレーヤー オブジェクト videoPlayer を返します。

videoPlayer = vision.VideoPlayer(___,Name,Value) は、前の構文に加えて、名前と値の引数を 1 つ以上使用してプロパティを指定します。たとえば、videoPlayer = vision.VideoPlayer('Name','Caption title') は、ビデオ プレーヤー ウィンドウに表示される表題を設定します。

プロパティ

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ビデオ プレーヤー ウィンドウへの表題の表示。文字ベクトルとして指定します。

調整可能: Yes

ビデオ プレーヤー ウィンドウのピクセル単位のサイズと位置。4 要素ベクトル [left bottom width height] として指定します。既定のサイズは画面の解像度により異なります。画面の中央に幅 400 ピクセル、高さ 300 ピクセルのウィンドウが配置されます。

調整可能: Yes

使用法

説明

videoPlayer(videoFrame) は、ビデオ プレーヤーにグレースケールまたはトゥルーカラー RGB ビデオ フレーム videoFrame を表示します。

入力引数

すべて展開する

ビデオ フレーム。トゥルーカラー イメージまたは 2 次元グレースケール イメージとして指定します。

オブジェクト関数

オブジェクト関数を使用するには、System object™ を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。

release(obj)

すべて展開する

stepSystem object のアルゴリズムの実行
releaseリソースを解放し、System object のプロパティ値と入力特性の変更を可能にします。
resetSystem object の内部状態のリセット

すべて折りたたむ

ファイルからビデオ読み取り、プレーヤー オブジェクトを設定します。

videoReader = VideoReader('viplanedeparture.mp4');
videoPlayer = vision.VideoPlayer;

ビデオを再生します。

while hasFrame(videoReader)
   frame = readFrame(videoReader);
   videoPlayer(frame);
end

ビデオ プレーヤーを閉じます。

release(videoPlayer);

バージョン履歴

R2012a で導入