ecdf
説明
は、関数 E
= ecdf(DDiagnostics
)detectdrift
の呼び出しでドリフト検出用に指定されたすべての変数についての ecdf 値が格納された table E
を返します。
ecdf
は、カテゴリカル変数に対しては NaN
値を返します。
は、E
= ecdf(DDiagnostics
,Variables=variables
)variables
で指定された変数についての table E
を返します。
例
2 つの変数をもつベースライン データとターゲット データを生成します。ターゲット データで 2 つ目の変数の分布パラメーターを変化させます。
rng('default') % For reproducibility baseline = [normrnd(0,1,100,1),wblrnd(1.1,1,100,1)]; target = [normrnd(0,1,100,1),wblrnd(1.2,2,100,1)];
並べ替え検定を実行して、ベースライン データとターゲット データの間のドリフトを調べます。
DDiagnostics = detectdrift(baseline,target)
DDiagnostics = DriftDiagnostics VariableNames: ["x1" "x2"] CategoricalVariables: [] DriftStatus: ["Stable" "Drift"] PValues: [0.2850 0.0030] ConfidenceIntervals: [2×2 double] MultipleTestDriftStatus: "Drift" DriftThreshold: 0.0500 WarningThreshold: 0.1000 Properties, Methods
すべての変数について ecdf 値を計算します。
E = ecdf(DDiagnostics)
E=2×3 table
x F_Baseline F_Target
______________ ______________ ______________
x1 {201×1 double} {201×1 double} {201×1 double}
x2 {201×1 double} {201×1 double} {201×1 double}
E は 2 行 3 列の table です。2 つの行は 2 つの変数 x1
と x2
に対応します。それぞれの変数について、ecdf
はベースライン データとターゲット データの ecdf 値を共通領域で計算します。x
列に各変数の共通領域、F_Baseline
列にベースライン データの ecdf 値、F_Target
列にターゲット データの ecdf 値が格納されます。
ベースライン データの変数 2 についての ecdf 値にアクセスします。
E.F_Baseline{2}
ans = 201×1
0
0.0100
0.0100
0.0200
0.0300
0.0400
0.0500
0.0600
0.0700
0.0800
⋮
ベースライン データとターゲット データの変数 x2
についての ecdf 値をプロットします。
stairs(E.x{2},E.F_Baseline{2},LineWidth=1.5) hold on stairs(E.x{2},E.F_Target{2},LineWidth=1.5) title('ECDF for x2') xlabel('x2') ylabel('Empirical CDF') legend('Baseline','Target',Location='east') hold off
ecdf 値のプロットに、ターゲット データの分布のドリフトも表示されます。
標本データを読み込みます。
load humanactivity
データ セットの詳細については、コマンド ラインで Description
を入力してください。
最初の 1000 個の観測値をベースライン データとして割り当て、次の 1000 個をターゲット データとして割り当てます。
baseline = feat(1:1000,:); target = feat(1001:2000,:);
すべての変数についてドリフトを検定します。
DDiagnostics = detectdrift(baseline,target);
最初の 5 つの変数のみについて ecdf 値を計算します。
E = ecdf(DDiagnostics,Variables=[1:5])
E=5×3 table
x F_Baseline F_Target
_______________ _______________ _______________
x1 {2001×1 double} {2001×1 double} {2001×1 double}
x2 {2001×1 double} {2001×1 double} {2001×1 double}
x3 {2001×1 double} {2001×1 double} {2001×1 double}
x4 {2001×1 double} {2001×1 double} {2001×1 double}
x5 {2001×1 double} {2001×1 double} {2001×1 double}
ベースライン データの 3 つ目の変数についての ecdf 値にアクセスします。
E.F_Baseline{3}
ans = 2001×1
0
0
0
0
0
0
0.0010
0.0020
0.0030
0.0040
⋮
ベースライン データとターゲット データの変数 x3
についての ecdf 値をプロットします。
stairs(E.x{3},E.F_Baseline{3},LineWidth=1.5) hold on stairs(E.x{3},E.F_Target{3},LineWidth=1.5) title('ECDF for x3') xlabel('x3') ylabel('Empirical CDF') legend('Baseline','Target',Location = 'southeast') hold off
ecdf のプロットに、ターゲット データの変数 x3
についてのドリフトが表示されます。
入力引数
ドリフト検出用の並べ替え検定の診断。detectdrift
から返される DriftDiagnostics
オブジェクトとして指定します。
ecdf 値を計算する変数のリスト。string 配列、文字ベクトルの cell 配列、または整数インデックスのリストとして指定します。
例: Variables=["x1","x3"]
例: Variables=(1,3)
データ型: single
| double
| char
| string
出力引数
detectdrift
の呼び出しでドリフト検出用に指定されたすべての変数についての ecdf 値。次の列をもつ table として返されます。
列名 | 説明 |
---|---|
x | 経験 cdf を評価する共通領域 |
F_Baseline | ベースライン データの ecdf 値 |
F_Target | ターゲット データの ecdf 値 |
それぞれの変数について、E
の各列に x
と ecdf 値が cell 配列として格納されます。値にアクセスするには、インデックスを指定して table を参照できます。たとえば、ベースライン データの 2 つ目の変数についての ecdf 値を取得するには、E.F_Baseline{2,1}
を使用します。
バージョン履歴
R2022a で導入
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
Web サイトの選択
Web サイトを選択すると、翻訳されたコンテンツにアクセスし、地域のイベントやサービスを確認できます。現在の位置情報に基づき、次のサイトの選択を推奨します:
また、以下のリストから Web サイトを選択することもできます。
最適なサイトパフォーマンスの取得方法
中国のサイト (中国語または英語) を選択することで、最適なサイトパフォーマンスが得られます。その他の国の MathWorks のサイトは、お客様の地域からのアクセスが最適化されていません。
南北アメリカ
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
ヨーロッパ
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)