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removeOpening

slLinearizer または slTuner インターフェイスの永続的なループ開始点のリストから開始点を削除

説明

removeOpening(s,op) は、slLinearizer または slTuner インターフェイス s永続的な開始点のリストから、指定された開始点 op を削除します。op を指定して単一または複数の開始点を削除できます。

removeOpening によって、s に関連付けられたモデルが変更されることはありません。

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scdcascade モデルの slLinearizer インターフェイスを作成します。

sllin = slLinearizer('scdcascade');

一般的には、解析ポイント、開始点、操作点およびパラメーター値を使ってインターフェイスを設定します。この例では、開始点のみをインターフェイスに追加します。

addOpening(sllin,{'y2m','y1m','u1'});

'y2m''y1m'、および 'u1' は、scdcascade モデルの信号の名前です。addOpening コマンドにより、これらの信号を sllin の永続的な開始点のリストに追加します。

sllin から開始点 'y1m' を削除します。

removeOpening(sllin,'y1m');

scdcascade モデルの slLinearizer インターフェイスを作成します。

sllin = slLinearizer('scdcascade');

一般的には、解析ポイント、開始点、操作点およびパラメーター値を使ってインターフェイスを設定します。この例では、開始点のみをインターフェイスに追加します。

addOpening(sllin,{'y2m','y1m','u1'});

'y2m''y1m'、および 'u1' は、scdcascade モデルの信号の名前です。addOpening コマンドにより、これらの信号を sllin の永続的な開始点のリストに追加します。

sllin から開始点 'y1m' および 'y2m' を削除します。

removeOpening(sllin,{'y1m','y2m'});

scdcascade モデルの slLinearizer インターフェイスを作成します。

sllin = slLinearizer('scdcascade');

一般的には、インターフェイスを解析ポイント、ループ開始点、操作点およびパラメーター値で設定します。この例では、開始点のみをインターフェイスに追加します。

addOpening(sllin,{'y2m','y1m','u1'});

'y2m''y1m'、および 'u1' は、scdcascade モデルの信号の名前です。addOpening コマンドにより、これらの信号を sllin の永続的な開始点のリストに追加します。

削除する開始点のインデックス番号を特定します。これを行うには、コマンド ウィンドウでインターフェイスの内容を表示します。これに、開始点のインデックス番号が含まれています。

この例では、sllin から開始点 'y1m' を削除します。

sllin
 
slLinearizer linearization interface for "scdcascade":

No analysis points. Use the addPoint command to add new points.
3 Permanent openings: 
--------------------------
Opening 1:
- Block: scdcascade/Sum3
- Port: 1
- Signal Name: y2m
Opening 2:
- Block: scdcascade/Sum
- Port: 1
- Signal Name: y1m
Opening 3:
- Block: scdcascade/C1
- Port: 1
- Signal Name: u1
 
Properties with dot notation get/set access:
      Parameters         : [] 
      OperatingPoints    : [] (model initial condition will be used.)
      BlockSubstitutions : []
      Options            : [1x1 linearize.LinearizeOptions]

表示には、'y1m'sllin の 2 番目の開始点であることが示されています。

インターフェイスから開始点を削除します。

removeOpening(sllin,2);

scdcascade モデルの slLinearizer インターフェイスを作成します。

sllin = slLinearizer('scdcascade');

一般的には、解析ポイント、開始点、操作点およびパラメーター値を使ってインターフェイスを設定します。この例では、開始点のみをインターフェイスに追加します。

addOpening(sllin,{'y2m','y1m','u1'});

'y2m''y1m'、および 'u1' は、scdcascade モデルの信号の名前です。addOpening コマンドにより、これらの信号を sllin の永続的な開始点のリストに追加します。

削除する開始点のインデックス番号を特定します。これを行うには、コマンド ウィンドウでインターフェイスの内容を表示します。これに、開始点のインデックス番号が含まれています。

この例では、sllin から開始点 'y2m' および 'y1m' を削除します。

sllin
 
slLinearizer linearization interface for "scdcascade":

No analysis points. Use the addPoint command to add new points.
3 Permanent openings: 
--------------------------
Opening 1:
- Block: scdcascade/Sum3
- Port: 1
- Signal Name: y2m
Opening 2:
- Block: scdcascade/Sum
- Port: 1
- Signal Name: y1m
Opening 3:
- Block: scdcascade/C1
- Port: 1
- Signal Name: u1
 
Properties with dot notation get/set access:
      Parameters         : [] 
      OperatingPoints    : [] (model initial condition will be used.)
      BlockSubstitutions : []
      Options            : [1x1 linearize.LinearizeOptions]

表示には、'y2m''y1m'sllin の 1 番目と 2 番目の開始点であることが示されています。

インターフェイスから開始点を削除します。

removeOpening(sllin,[1 2]);

入力引数

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Simulink モデルへのインターフェイス。slLinearizer インターフェイスまたは slTuner インターフェイスとして指定します。

s の永続的な開始点のリストから削除する開始点。以下で指定します。

  • 文字ベクトルまたは string — 開始点信号名。

    開始点に関連付けられた信号名を確認するには、s と入力します。MATLAB® コマンド ウィンドウに s の内容が表示されます。これには、開始点の信号名、ブロック名および端子番号が含まれます。開始点に信号名がなく、ブロック名と端子番号のみがあるとします。ブロック名として op を指定できます。

    完全な信号名またはブロック名の一意的に一致する部分として op を指定できます。開始点の完全な信号名が 'LoadTorque' であるとします。'Torque's の他の開始点の信号名の一部でない限り、op'Torque' と指定できます。

    たとえば、op = 'y1m' とします。

  • 文字ベクトルの cell 配列または string 配列 — 複数の開始点の名前を指定します。たとえば、op = {'y1m','y2m'} とします。

  • 正の整数 — 開始点のインデックス。

    開始点のインデックスを確認するには、s と入力します。MATLAB コマンド ウィンドウに s の内容が表示されます。これには、開始点のインデックスが含まれます。たとえば、op = 1 とします。

  • 正の整数のベクトル — 複数の開始点のインデックスを指定します。たとえば、op = [1 2] とします。

詳細

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バージョン履歴

R2013b で導入