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結果のアーカイブと表示
結果のアーカイブ
モデル アドバイザーをプログラムにより実行した後、結果をアーカイブできます。関数 ModelAdvisor.run
は ModelAdvisor.SystemResult
オブジェクトの cell 配列 (システムの実行ごとに 1 つ) を返します。オブジェクトを保存すると、モデル アドバイザーを使用しなくてもこのオブジェクトを使用して後で結果を表示することができます。
コマンド ウィンドウでの結果の表示
モデル アドバイザーをプログラムにより実行すると、実行のシステムレベルでの結果がコマンド ウィンドウに表示されます。次に例を示します。
Systems passed: 0 of 1 Systems with warnings: 1 of 1 Systems failed: 0 of 1 Summary Report
モデル アドバイザーの実行時に DisplayResults
パラメーターを呼び出すと、コマンド ウィンドウで他の結果を確認することができます。たとえば、モデル例 sldemo_auto_climatecontrol
を開きます。
openExample('sldemo_auto_climatecontrol')
次のようにモデル アドバイザーを実行します。
SysResultObjArray = ModelAdvisor.run('sldemo_auto_climatecontrol/Heater Control',... 'mathworks.maab.jc_0021','DisplayResults','Details');
Running Model Advisor Running Model Advisor on sldemo_auto_climatecontrol/Heater Control ============================================================ Model Advisor run: 10-Sep-2021 16:51:32 Configuration: None System: sldemo_auto_climatecontrol/Heater Control System version: 10.4 Created by: The MathWorks, Inc. ============================================================ (1) Warning: Check model diagnostic parameters [check ID: mathworks.maab.jc_0021] ------------------------------------------------------------ Summary: Pass Warning Fail Not Run 0 1 0 0 ============================================================ Systems passed: 0 of 1 Systems with warnings: 1 of 1 Systems failed: 0 of 1 Summary Report
オブジェクトを読み込んだ後でコマンド ウィンドウに結果を表示するには、関数 viewReport
を使用します。
モデル アドバイザー コマンド ライン概要レポートでの結果の表示
モデル アドバイザーをプログラムにより実行すると、コマンド ウィンドウに「概要レポート」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、モデル アドバイザー コマンド ライン概要レポートが表示されます。
オブジェクトを読み込んだ後にモデル アドバイザー コマンド ライン概要レポートを表示するには、関数 summaryReport
を使用します。
モデル アドバイザーの GUI での結果の表示
モデル アドバイザー ウィンドウでは、関数 viewReport
を使用して、モデル アドバイザーをプログラムにより実行した結果を表示することができます。モデル アドバイザー ウィンドウでは、結果の表示、チェックの実行、警告と失敗の修正、モデル アドバイザー レポートの表示と保存ができます。
ヒント
警告と失敗を修正するには、モデル アドバイザー ウィンドウでチェックを再実行しなければなりません。
モデル アドバイザー レポートの表示
1 つのシステムまたはチェックについては、モデル アドバイザーの GUI からアクセスするモデル アドバイザー レポートと同じレポートを表示できます。
システムのモデル アドバイザー レポートを表示するには、次の方法があります。
モデル アドバイザー コマンド ライン概要レポートを開く。「実行したシステム」表で、モデル アドバイザー レポートのリンクをクリックします。
関数
viewReport
を使用する。
個別のチェック結果を表示するには、次の方法があります。
コマンド ウィンドウで、関数
viewReport
のDisplayResults
パラメーターをDetails
に設定して詳細レポートを生成し、チェックの [パス]、[警告]、[失敗] のいずれかのリンクをクリックする。当該のチェックのモデル アドバイザー レポートが開きます。関数
view
を使用する。
参考
ModelAdvisor.run
| ModelAdvisor.summaryReport
| view
| viewReport