可変サイズ データ
コード生成での定義と相違点
MATLAB Function ブロックおよび MATLAB System ブロックの変数を可変サイズとして指定できます。これは、サイズがコンパイル時に不明であるか実行時に変わる可能性があるデータです。
ブロック
| MATLAB Function | MATLAB コードを Simulink モデルに含める |
| MATLAB System | System object をモデルに含める |
関数
coder.areUnboundedVariableSizedArraysSupported | 現在のコンフィグレーション設定で非有界の可変サイズ配列が許可されているかどうかを確認する (R2024a 以降) |
coder.varsize | サイズ非互換性エラーを解決して上限を宣言 |
トピック
- 可変サイズ配列のコード生成
固定サイズ データと可変サイズ データがコード ジェネレーターでどのように定義されて扱われるかを学習する。
- 可変サイズの MATLAB Function ブロック変数の宣言
MATLAB Function ブロックで定義されている変数のサイズがシミュレーション中に変化することを許可する。
- Unbounded Variable-Size Signals
Model unknown size data using dynamic arrays.
- コード生成のための可変サイズ データの定義
可変サイズ データを定義する方法を選択します。
- MATLAB Function ブロックの可変サイズ配列での動的メモリ割り当ての使用
動的メモリ割り当てを使用する C/C++ コードを生成する。
- MATLAB Function ブロック内の可変サイズ配列に対するメモリ割り当ての制御
MATLAB Function ブロックの動的メモリ割り当てを無効にする、または動的メモリ割り当てのしきい値を指定する。
- 可変サイズ配列の上限の指定
動的メモリ割り当てを回避するために可変サイズ配列の上限を指定する。
- コード生成時の可変サイズのサポートに関する MATLAB との非互換性
可変サイズ データの結果として、生成されたコードの動作が MATLAB® とどのように異なるかを理解する。
トラブルシューティング
可変サイズの配列を固定サイズの配列に代入すると発生するエラーをトラブルシューティングする。
エラーの解決: string でサポートされない coder.varsize
string 変数で coder.varsize を使用すると発生するコード生成エラーをトラブルシューティングする。
