Main Content

最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

シミュレーション データ インスペクターを使用したモデル設計の反復処理

シミュレーション データ インスペクターは、シミュレーション中にログ データの可視化への簡単なアクセスを提供することで、反復設計、デバッグ、および最適化の反復処理を容易にします。シミュレーション データ インスペクターのアーカイブを使用して焦点を絞った作業領域を維持し、複数のシミュレーションに対するデータ保持を制御できます。シミュレーション実行を自動的にアーカイブすると、後続のシミュレーション実行に自動的に適用されるビューを作成できます。[参照モード] を有効にすると、[時間プロット] 可視化で大量のログ信号をより迅速に検証できます。

シミュレーション中の信号の表示と検証

シミュレーション中にシミュレーション データ インスペクターでログ信号をプロットできます。シミュレーション中に信号を表示するとモデルをよく理解するのに役立ち、シミュレーションが完了するのを待たずにモデル パラメーターに関して決定できるようになります。

アクティブなシミュレーションからストリーミングされるデータをプロットするとき、シミュレーション データ インスペクターはシミュレーションの終了時間に合わせて自動的にプロットの時間範囲を更新します。ストリーミング データをより小さい時間スケールで表示するには、t 軸最大値を変更するか、時間軸方向にズーム インします。t 軸最大を更新するには、[可視化設定] を開きます。時間軸方向にズーム インするには、[ズーム] メニューから [時間軸方向にズーム イン] オプションを選択し、プロット領域をクリックしてドラッグし、時間範囲を指定します。

[更新モード] の設定を使用して、ストリーミング データが指定した最大時間に達した後、シミュレーション データ インスペクターがプロットをラップするかスクロールするか指定します。

設計の反復全体で信号を詳しく調べるには、プロットにデータ カーソルを追加します。シミュレーション中、シミュレーションの一時停止中、シミュレーションの終了後にデータ カーソルをプロットに追加できます。データ カーソルを追加するには、カーソルのボタン をクリックします。プロットでデータ カーソルをドラッグして、信号値を検査します。プロットに複数の信号を表示する場合、データ カーソルは、カラーコード化されたボックスに各信号の値を表示します。

カーソル ボタンのドロップダウンをクリックし、[2 つのカーソル] を選択して、2 番目のデータ カーソルを追加し、データの時相特性を調べます。各カーソルを個別に移動することも、まとめて移動することもできます。2 つのカーソル間の数値には、カーソル間の時間差が示されます。

ボックスに直接入力して、必要なカーソルの分離を指定できます。カーソルをまとめて移動するには、中央の数値インジケーターをクリックして押したまま、グラフィカルな表示領域上で目的の位置にドラッグします。データ カーソルの使用の詳細については、シミュレーション データの検証を参照してください。

現在のシミュレーションへのビューの自動転送

既定の設定では、シミュレーション データ インスペクターはシミュレーション実行を自動的にアーカイブし、前の実行から現在のシミュレーションにビューを転送するように設定されています。新しいシミュレーションを実行すると、シミュレーション データ インスペクターは前のシミュレーション実行をアーカイブに移動して、現在の実行から整列後の実行を表示するようにビューを更新します。[アーカイブ] 設定ペインで [自動アーカイブ] 設定を制御できます。

たとえば、sldemo_fuelsys モデルから信号のビューを作成します。次に、sldemo_fuelsys モデルを再度シミュレートします。前の実行の信号がプロットからクリアされ、シミュレーション データ インスペクターはシミュレーション実行時に現在のシミュレーションのデータをプロットします。前の実行もアーカイブに移動され、作業領域の煩雑さが軽減されます。

アーカイブ内の前の実行からのデータにアクセスしてプロットでき、対象の実行をアーカイブから作業領域にドラッグできます。

データ保持の制御

ログ信号で多数のシミュレーションを実行すると、特に反復設計とデバッグ ワークフロー中に大量のデータを作成できます。ログ データが占有するディスク スペースの容量を制限するには、シミュレーション データ インスペクターがアーカイブに格納するデータ量を [アーカイブ] 設定ペインで制限できます。

既定の設定では、シミュレーション データ インスペクターはアーカイブに格納される実行の数を制限しません。制限を課すには、[最後実行] ラジオ ボタンを選択して、目的の制限を指定します。アーカイブの実行の数が制限に達すると、シミュレーション データ インスペクターは最も長くアーカイブ内にある実行を削除します。指定した制限より多くの実行がアーカイブに含まれている場合、シミュレーション データ インスペクターは実行データを削除する前に警告を表示します。

ヒント

シミュレーション データ インスペクターで実行データを格納しない場合は、アーカイブの制限に 0 を指定します。アーカイブの制限が 0[自動アーカイブ] が有効になっている場合、シミュレーション データ インスペクターは構成したビューを自動的に現在のシミュレーションに転送して、現在のシミュレーション データのみを保持します。

多数のログ信号の可視化

[参照モード] を使用して、[時間プロット] 可視化で多数の信号をすばやく検査できます。[参照モード] を有効にするには、ナビゲーション ペインでギア アイコンをクリックし、[選択] ペインに移動します。[参照モード] の横にあるラジオ ボタンをクリックします。

メモ

[参照モード] を使用するには、レイアウトに [時間プロット] 可視化のみを含めなければなりません。

[参照モード] では、ナビゲーション ペインで選択された信号は、アクティブな [時間プロット] でプロットされます。キーボードの矢印キーを使用して選択した信号を変更し、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながら複数の信号を選択できます。実行または階層構成の行を選択すると、グラフィカルな表示領域に信号は表示されません。

[参照モード] でプロット レイアウトを使用して、より複雑な可視化を作成することもできます。グラフィカルな表示領域に複数のサブプロットが含まれている場合、マウスまたはキーボードを使って新しい信号を選択すると、アクティブなプロットのみ変更されます。

シミュレーション結果の参照が完了したら、作業領域設定の [選択] ペインで [チェック モード] を有効にして、データを示すプロットを作成します。シミュレーション データ インスペクターでのプロットの作成の詳細については、シミュレーション データ インスペクターを使用したプロットの作成を参照してください。

関連するトピック