Switch Case
switch
ステートメントに類似したロジックを使用してサブシステムの実行を選択する
ライブラリ:
Simulink /
Ports & Subsystems
説明
Switch Case ブロックは、Action Port ブロックを含む Switch Case Action Subsystem ブロックとともに、サブシステムの実行を制御する switch ロジックを実装します。
Switch Case ブロックは 1 つの入力を持ちます。ケースを選択するには、[Case 条件] パラメーターを使用して入力の値を定義します。これらのケースは、最初のケースから始めて上から下に評価されます。
各ケースは 1 つの出力端子に関連付けられており、各出力端子は 1 つの Switch Case Action Subsystem ブロックに接続されています。ケースが選択されると、そのケースに関連付けられた出力端子がそのサブシステムを実行するアクション信号を送信します。
他のすべてのケース条件が偽と判定された後、default
のケースが選択されます。他のケース条件が考えられるすべての入力値を網羅していない場合でも、default
ケースの提供は必須ではありません。
Switch Case ブロックのケースには、1 つの Switch Case Action Subsystem ブロックが実行された後に暗黙のブレークが含まれています。そのため、Simulink® Switch Case ブロックには、標準的な C switch
ステートメントに見られるようなフォールスルー動作はありません。
制限
Switch Case ブロックでは調整可能なパラメーターはサポートされません。Case conditions
の値は、通常モードまたはアクセラレータ モードでのシミュレーション中、または生成コードの実行時に調整することはできません。
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
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直達 |
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多次元信号 |
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可変サイズの信号 |
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ゼロクロッシング検出 |
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拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入