Simulink.Simulation.Future クラス
名前空間: Simulink.Simulation
スーパークラス:
シミュレーション用の Future オブジェクトを返す
説明
parsim を、'RunInBackground' 引数を 'on' に設定して実行するとき、Simulink.Simulation.Future オブジェクトを作成します。parsim コマンドは、Simulink.SimulationInput オブジェクトの配列で指定された入力を使用して、複数のシミュレーションを並列実行します。このオブジェクトを使用すると、実行中のシミュレーションのステータスをモニターしたり、完了したシミュレーションの出力を取得したり、実行中のシミュレーションをキャンセルしたりすることができます。
parsim コマンドは、Parallel Computing Toolbox™ ライセンスを使用してシミュレーションを並列実行します。parsim は、並列プールが作成できない場合および Parallel Computing Toolbox が使用されない場合、シミュレーションを逐次実行します。
作成
は、future = parsim(in,'RunInBackground','on')Simulink.SimulationInput オブジェクト in で指定された入力を使用して複数のシミュレーションを並列実行中に、Simulink.Simulation.Future オブジェクト future を作成します。
入力引数
プロパティ
メソッド
メソッド | 目的 |
|---|---|
保留中、キューに入っている、または実行中の Simulink.Simulation.Future オブジェクトをキャンセルする | |
Simulink.Simulation.Future オブジェクト配列から、次の利用可能な未読の出力を取得する | |
Simulink.Simulation.Future から Simulink.SimulationOutput を取得する | |
Simulink.Simulation.Future オブジェクトがシミュレーションを完了するまで待機する |
例
バージョン履歴
R2018a で導入