Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
データ ディクショナリに列挙型定義を格納
説明
Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトは、データ ディクショナリの列挙データ型を定義します。このオブジェクトをデータ ディクショナリ エントリに格納することで、ディクショナリにリンクされたモデルで列挙型定義を使用できます。
MATLAB® ベース ワークスペースでは、Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトに列挙型に関する情報が格納されます。ただし、これらのオブジェクトでは他の変数またはモデルで使用される型は定義されません。
作成
Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトはいくつかの方法で作成できます。
型エディターまたはモデル エクスプローラーを使用して、
Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトを対話的に作成します。関数
importEnumTypes
を使用して、列挙型の定義をデータ ディクショナリにインポートします。Simulink® により、インポートされたそれぞれの定義に対応するSimulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトがディクショナリに作成されます。各オブジェクトはディクショナリの個々のエントリに格納されます。ここで説明する関数
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を使用して、Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトをプログラムによって作成します。
説明
関数 Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
は、既定のプロパティ値と基となる整数値が 0
である単一の列挙型メンバーを使用して Simulink.data.dictionary.EnumTypeDefinition
オブジェクトを作成します。
プロパティ
オブジェクト関数
appendEnumeral | データ ディクショナリの列挙データ型定義に列挙型メンバーを追加 |
removeEnumeral | データ ディクショナリの列挙データ型定義から列挙型メンバーを削除 |
例
代替方法
モデル エクスプローラーを使用して、データ ディクショナリに格納される列挙データ型を追加および変更することができます。
バージョン履歴
R2015a で導入