メインコンテンツ

showChanges

データ ディクショナリ エントリに対する変更を表示

説明

showChanges(entryObj) は、比較ツールを開き、データ ディクショナリ エントリ entryObj (Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクト) に対して行われた変更を表示します。比較ツールには、データ ディクショナリが最後に保存された時点と関数 showChanges が呼び出された時点の entryObj のプロパティが表示されます。

すべて折りたたむ

データ ディクショナリ エントリ fuelFlowfuelFlowObj という名前の Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトで表します。fuelFlow はデータ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd で定義されています。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');
dDataSectObj = getSection(myDictionaryObj,'Design Data');
fuelFlowObj = getEntry(dDataSectObj,'fuelFlow');

新しい値 494 を代入することでエントリ fuelFlow に変更を加えます。

setValue(fuelFlowObj,494);

エントリ fuelFlow に対する未保存の変更を確認します。比較ツールが開き、エントリの現在の状態と最終保存時の状態が並べて比較されます。

showChanges(fuelFlowObj)

入力引数

すべて折りたたむ

ターゲットのデータ ディクショナリ エントリ。Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトとして指定します。この関数を使用する前に、関数 getEntry などを使用してターゲットのエントリを Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトで表しておきます。

代替方法

モデル エクスプローラーと比較ツールを使用して、データ ディクショナリ エントリに対する変更を表示することができます。詳細については、ディクショナリのエントリの変更表示と変更取り消しを参照してください。

バージョン履歴

R2015a で導入