matlab.system.display.Section クラス
パッケージ: matlab.system.display
スーパークラス:
System object のプロパティ グループ セクション
構文
matlab.system.display.Section(N1,V1,...Nn,Vn)
matlab.system.display.Section(Obj,...)
説明
matlab.system.display.Section(N1,V1,...Nn,Vn)
は、System object™ プロパティを表示するためのプロパティ グループ セクションを作成します。このプロパティはプロパティの名前と値のペア (N
,V
) を使って定義します。getPropertyGroupsImpl
メソッドを使ってプロパティ グループを定義するには、matlab.system.display.Section
を使用します。使用可能なセクション プロパティは次のとおりです。
Title
— セクション タイトル。既定値は空の文字ベクトルです。TitleSource
— セクション タイトルのソース。有効な値は'Property'
および'Auto'
です。既定値は'Property'
です。この値は、Title
プロパティからの文字ベクトルを使用します。Obj
という名前を指定した場合、既定値はAuto
で、Obj
の名前を使用します。Description
— セクションの説明。既定値は空の文字ベクトルです。PropertyList
— プロパティ名の cell 配列としてのセクション プロパティ リスト。既定値は空の配列です。Obj
名を指定した場合、既定値はすべての有効な表示プロパティです。Type
— コンテナーのタイプ。たとえば、タブ、グループ、パネル、および折りたたみ可能なパネル。Row
— コンテナーを配置する必要がある行を指定します (現在/新規)。行は enum クラス matlab.system.display.internal.Row を使用して指定できます。AlignPrompts
— コンテナー内のプロンプトの整列を制御するブール値を指定します。
メモ
特定のプロパティは、ダイアログ ボックスでも、コマンド ラインの System object 概要でも表示されません。表示できないプロパティ タイプは、非表示、抽象、プライベートまたは保護されたアクセス、離散状態および連続状態です。依存プロパティはダイアログ ボックスには表示されませんが、コマンド ラインの概要には表示されます。
matlab.system.display.Section(Obj,...)
は、指定された System object (Obj
) のプロパティ グループ セクションを作成し、次のプロパティ値を設定します。
TitleSource
—'Auto'
に設定します。これはObj
名を使用します。PropertyList
—Obj
内でパブリックに使用できるすべてのプロパティを設定します。
このメソッド内から mfilename('class')
を使用して System object の名前を取得することができます。任意の名前と値のペアを設定した場合、そのプロパティ値は既定の設定をオーバーライドします。