getPropertyGroupsImpl
クラス: matlab.System
System object 表示のプロパティ グループ
構文
group = getPropertyGroupsImpl
説明
group = getPropertyGroupsImpl
は、MATLAB System (Simulink) ブロックのブロック ダイアログでのプロパティの表示方法を指定します。以下を指定できます。
セクション —
matlab.system.display.Section
(Simulink) を使用して、プロパティをセクション (MATLAB System ブロック ダイアログのパネル) として配置します。セクション グループ —
matlab.system.display.SectionGroup
(Simulink) を使用して、プロパティとセクションをグループ (MATLAB System ブロック ダイアログのタブ) にまとめて配置します。プロパティの順序 — セクション/グループ内でのプロパティの順序を指定します。
セクションの順序 — グループ内でのセクションの順序を指定します。
セクションを作成しても、そのセクションがセクション グループ内に含まれていない場合は、プロパティはブロック ダイアログのタブ パネルの上に表示されます。
実行時の詳細
Simulink® では、getPropertyGroupsImpl
は MATLAB System ブロック ダイアログを変更します。
MATLAB System ブロック ダイアログをマスク エディターから変更する場合、getPropertyGroupsImpl
メソッドは System object から削除されます。ブロック ダイアログのカスタマイズはすべてサポート XML ファイル sysObjectName_mask.xml
に保存されます。
MATLAB® では、getPropertyGroupsImpl
は System object™ が MATLAB コマンド ラインに表示される際のプロパティの表示形式を変更します。getPropertyGroupsImpl
はプロパティの順序やグループを定義します。getPropertyGroupsImpl
が複数のセクション グループを定義する場合、最初のセクション グループのプロパティのみがコマンド ラインに表示されます。他のセクションのプロパティを表示するために、System object プロパティの表示の最後にリンクが提供されます。グループのタイトルはコマンド ラインにも表示されます。
メソッドのオーサリングのヒント
このメソッドでは
Access = protected
と設定しなければなりません。getPropertyGroupsImpl
メソッドを含め、その一方でプロパティの全部はリストに表示しない場合、除外されたプロパティはダイアログ ボックスに表示されません。プロパティの最初のグループの
Main
タイトルを省略するには、matlab.system.display.SectionGroup
で、TitleSource
を'Auto'
に設定します。既定では、System object でこのメソッドをカスタマイズしない場合、MATLAB System ブロック ダイアログにはすべてのパブリック プロパティが System object クラス ファイルで指定した順序で表示されます。
プロパティ名をカスタマイズするには、各プロパティの上にコメントを追加します。例については、ブロック ダイアログ ボックスへの System object の既定のマッピング (Simulink)を参照してください。
出力引数
例
プログラムによる System ブロック ダイアログ ボックスのカスタマイズ (Simulink)
バージョン履歴
R2013b で導入