Extract Bits
入力信号から選択された連続ビットを出力
ライブラリ:
Simulink /
Logic and Bit Operations
HDL Coder /
Logic and Bit Operations
説明
Extract Bits ブロックを使用すると、入力信号の保存整数値から連続して選択されたビットを出力することができます。[ビット展開] パラメーターは、出力ビットの選択方法を定義します。
[
上半分
] を選択すると、最上位ビットを含んでいる入力ビットの半分を出力します。入力信号に奇数個のビットが含まれていた場合、出力ビット数は次の式によって求められます。number of output bits = ceil(number of input bits/2)
[
下半分
] を選択すると、最下位ビットを含んでいる入力ビットの半分を出力します。入力信号に奇数個のビットが含まれていた場合、出力ビット数は次の式によって求められます。number of output bits = ceil(number of input bits/2)
[
Range starting with most significant bit
] を選択すると、入力信号の特定の数の最上位ビットを出力します。出力する最上位ビット数は、ビット数 パラメーターで指定します。[
Range ending with least significant bit
] を選択すると、入力信号の特定の数の最下位ビットを出力します。出力する最下位ビット数は、ビット数 パラメーターで指定します。[
ビット範囲
] を選択すると、入力の連続するビットを出力します。出力するビットは、[ビットのインデックス] パラメーターで指定します。[start end]
形式で範囲を指定します。入力ビットには、最下位ビットの 0 から始まる連続したインデックスが付けられます。
このブロックはシミュレーション中のオーバーフロー時のラップに関する警告を報告しません。これらの警告を報告する場合は、Simulink.restoreDiagnostic
のリファレンス ページを参照してください。ブロックはオーバーフロー時のラップが原因で発生するエラーを報告します。
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
|
直達 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
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拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
Bitwise Operator | Bit Clear | Bit Set | Float Extract Bits | Bit Slice (HDL Coder)