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ashow

シミュレーション デバッグ セッションで代数ループを特定して強調表示する

説明

ashow は、現在のシミュレーション デバッグ セッションにおけるモデル内の代数ループのリストを MATLAB® コマンド ウィンドウに表示します。

この関数は、次の方法で開始されたシミュレーション デバッグ セッションで使用できます。

  • 対話形式で Simulink® ツールストリップを使用

  • プログラムで関数 sldebug を使用

  • プログラムで関数 sim を使用して名前と値の引数 'debug' を指定

メモ

この関数は、プログラムで開始されたシミュレーション デバッグ セッション、およびタイム ステップ内で一時停止中の対話型シミュレーション デバッグ セッションに対してのみ使用できます。

ashow blk は、ブロック blk を含む代数ループに関する情報を MATLAB コマンド ウィンドウに表示します。ブロック blk が代数ループの一部である場合、このコマンドはさらに、ブロック blk を含む代数ループをブロック線図内で強調表示します。

ashow aloop は、代数ループ aloop に関する情報を MATLAB コマンド ウィンドウに表示し、その代数ループをブロック線図内で強調表示します。

ashow clear は、代数ループの強調表示をブロック線図から削除します。

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関数 ashow を使用して、モデル sldemo_hydcyl 内の代数ループを確認します。

モデル sldemo_hydcyl を開きます。

openExample("simulink_general/sldemo_hydcylExample",...
    supportingFile="sldemo_hydcyl.slx")

関数 sldebug を使用してモデルのシミュレーション デバッグ セッションを開始します。MATLAB コマンド プロンプト (>>) が Simulink デバッガー プロンプト ((sldebug @0): >> ) になります。

sldebug sldemo_hydcyl
(sldebug @0): >> 

関数 step を使用して、シミュレーションの最初のメジャー タイム ステップにおける最初のメソッドまで進みます。

step top
%----------------------------------------------------------------%
[TM = 0                      ] sldemo_hydcyl.Outputs.Major

関数 ashow を使用して、モデル内の代数ループのリストを表示します。

ashow
Found 1 Algebraic loop(s): 
System number#Algebraic loop id, number of blocks in loop
- (0)0#1, 9 block(s) in loop

関数 ashow によって返された情報内の代数ループ識別子を使用して、代数ループに関する詳細情報を表示します。関数 ashow は、ループ内にある 9 つのブロックのパスをリストし、ループ内の代数変数に対応するブロックを特定します。

ashow (0)0#1
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/Control Valve Flow/IC
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/Control Valve Flow/Sqrt
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/Control Valve Flow/Product
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/laminar flow pressure drop
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/Sum7
- sldemo_hydcyl/Pump/IC
- sldemo_hydcyl/Valve//Cylinder//Piston//Spring Assembly/Control Valve Flow/Sum1 (algebraic variable)
- sldemo_hydcyl/Pump/Sum1
- sldemo_hydcyl/Pump/leakage (algebraic variable)

また、関数 ashow は指定されたループをブロック線図内で強調表示します。このモデルでは、ループにはモデルの階層構造の 2 つの異なるレベルのブロックが含まれているため、Control Valve Flow マスク サブシステム内のブロックのみが表示されます。

The Control Valve Flow subsystem has three blocks highlighted in red.

モデルの解析とデバッグが終了したら、関数 stop を使用してシミュレーション デバッグ セッションを終了します。

stop

入力引数

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モデル内のブロック。次のオプションのいずれかとして指定します。

  • gcb — 現在のブロック

  • (t)s:b — ブロック ID (t はブロックを含むタスクのインデックス、s はブロックを含むシステムのインデックス、b はブロック インデックス)

.

代数ループ。代数ループ ID として指定します。代数ループ ID は (t)s#n の形式で、t は代数ループを含むタスクのインデックス、s は代数ループを含むシステムのインデックス、n はシステム内での代数ループのインデックスです。

ヒント

シミュレーション デバッグ セッションを対話形式で開始するには、モデルに 1 つ以上のブレークポイントを追加し、[ブレークポイント リスト][タイム ステップ内で一時停止] が選択されていることを確認します。シミュレーションがブレークポイントで一時停止したときに、stop コマンドなど、プログラムによるデバッグ コマンドの一部を MATLAB コマンド ウィンドウで使用できます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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