D Latch
有効な D ラッチ フリップフロップをモデル化する
ライブラリ:
Simulink Extras / Flip Flops
説明
D Latch ブロックは、有効な D ラッチ フリップフロップをモデル化します。D Latch ブロックには次の 2 つの入力があります。
D — データ入力。
C — チップ イネーブル入力信号。
チップ イネーブル入力信号 (C) は、ブロックが実行されるタイミングを制御します。C がゼロより大きい場合、出力 Q は入力 D と同じになります。D Latch ブロックの真理値表を次に示します。
メモ
D Latch ブロックは非ゼロの入力を true (1
) として扱います。
C | D | Q | !Q |
---|---|---|---|
0 | 任意 | 変更なし | 変更なし |
1 | 0 | 0 | 1 |
1 | 1 | 1 | 0 |
D Latch ブロックは、有効になっていない場合、前回の状態のままになります。
boolean または double データ型としての論理信号
[boolean データ (対 double) として論理信号を処理] コンフィギュレーション パラメーター設定は、D Latch ブロックの入力データ型と出力データ型に影響します。このブロックは Logical Operator ブロックを使用するマスク サブシステムであるためです。マスク サブシステム内の Logical Operator ブロックのパラメーター設定は次のとおりです。
ブロック パラメーター | 設定 |
---|---|
出力データ型 | 継承: logical |
すべての入出力が同じデータ型をもつ | On |
[boolean データ (対 double) として論理信号を処理] コンフィギュレーション パラメーターの詳細については、boolean データ (対 double) として論理信号を処理を参照してください。
端子
入力
出力
バージョン履歴
R2008b で導入